積雲が映像制作したMV『RANGEFINDER』公開中
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VRで行く文化庁メディア芸術祭

VR博物館

最近になって、当ブログで作っているビジュアルノベル『超新星ベテルギウス』の制作が再び動き出した。
まあある程度プロットも合意が取れた形で纏まり、あとは自分は積雲の作ったノルマに従い毎週書いていくだけだ。

……まあ、そのノルマが本来の一週間の予定執筆量の二倍くらいになっているのだが。毎週一万字はザラに超える。
こ、こいつ狂って……

そんなわけなので、毎週ひいこら言いながら執筆に励んでいる。まあ自分は元々は速筆を誇っていた身、頑張れば毎週15000字程度何てことはない。
いやある。死にそう。
しかしまだ死んでいないからには自分は耐えられるはずだ。まだやれる。
そんな風に血反吐吐きながら頑張っている。最近は記事もろくに書けていなかったが全部これのせいだ。締め切りに追いかけられるのは物書きのロマン!!

こういう体験をすると、やはり他のクリエイターの作業量というのにも敬意を払いたくなるというものである。
物書きだけではない。絵師、作曲家、プログラマー。全てのクリエイターが血反吐吐きながら頑張った、その血の塊こそが作品なのだ。我々は血反吐を楽しみに生きているのである。

という訳で、『VRで行く博物館巡り』シリーズ、第二十五回は文化庁メディア芸術祭!!

Explore 第23回文化庁メディア芸術祭 日本科学未来館 1F in 3D
Matterport 3D Showcase.
Explore 第23回文化庁メディア芸術祭 日本科学未来館 ドームシアター in 3D
Matterport 3D Showcase.
Explore 第23回文化庁メディア芸術祭 日本科学未来館 7階 in 3D
Matterport 3D Showcase.
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世界トップクラスの最新アート

文化庁メディア芸術祭とは!!
『アート、エンターテインメント、アニメーション、マンガの4部門において優れた作品を顕彰するとともに、受賞作品の鑑賞機会を提供するメディア芸術の総合フェスティバル』である!! (ほぼ原文ママ)
今年は世界各国、100を超える地域から3500を超える応募があった、グローバルな賞なのだ。
そしてそのうちの選りすぐりの作品群が、このmatterport内で垣間見ることができるということである。

例えば!!
この作品は、皆知っているのではないだろうか。

そう、新海誠監督が送り出したアニメーション映画『天気の子』は、アニメーション部門のうちソーシャル・インパクト賞を受賞しているのである。
文化庁メディア芸術祭は、作品が社会に与えた影響まで考慮に入れる中々独特なフェスティバルなのだ。

それゆえか、ここには様々なジャンルのものが展示されている。
宗教をテーマとし、かつて神の奇跡と謳われた現象をバクテリアで再現する挑戦。

テレワークの発展系、いつか人間がスマート家電の『中の人』として働く未来を想像、再現する試み。

人とロボットが共存する未来をシンプルなタッチで描き出した物語群。

日本で大ヒット。隻腕の忍が主の為駆け抜ける、配信者達にも人気の激ムズフロムゲー。

この他にも興味深いコンテンツが沢山ある。きっと貴方の興味に合致するものも見つかることだろう。
また、展示とまではいかないが、ここでは審査委員会推薦作品も張り出されている。こっちはこっちで面白いラインナップなので、確かめてみるべきだ。
例えばアニメーション部門。

SSSS.GRIDMANはいいアニメだった……あれ、なんで2018年のアニメがここに……?

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未来をアートから考える

また、このメディア芸術文化祭にて選ばれた作品達は現代の世相すらも反映している。
まあグローバルな催しでもあるし国際色豊かなのは当然としても。おそらく作品を作っている時点では影も形も無かっただろうコロナ禍の状況にすらマッチしたかのようなものがあるというのはやはり多様性の成せる技だろうか。

例えばこれ。

いわゆる映像での芸術、ビデオインスタレーションというやつだ。……まあ、matterportは映像には対応していないので全部見ることは叶わないのだが。
とにかくこの映像は、スポーツ……特にオリンピックをテーマとしている。しかし選手の顔や、姿に着目しているわけではない。
影だ。
本来光が当たらない、いや光が当たらないからこそ生まれる影にカメラを向けている。
影は人種や身体的特徴、性別やイデオロギーを映さない。ただ、そこに一人のアスリートがいるという事実のみを示すものだ。他の全てを排する影に目を向けることで、我々はあらゆる生まれながら持ち合わせていたものから解き放たれ、純粋にアスリートの、その努力を見ることが出来るのである。
スポーツという一つのモノを突き詰めていながら、同時に昨今のBLM運動や宗教問題などにまで手を伸ばす作品だ。

このような、現代の諸問題や現代のテクノロジーに目を向けた作品もまたここには多い。アートという自由な世界から見たからこそ、得られる視点もあるということなのだろう。

VR文化庁メディア芸術祭の注意点

まず、期間限定公開である。
文化庁メディア芸術祭のmatterportの公開期間は10月31日まで!!
もっと早く気づければ良かったと思われて仕方ない。しかしまだ今なら間に合う。是非行ってみて欲しい。

それぞれの展示にはきっちりと紹介を表示してくれる丸がつけられており、しかもその紹介の下のリンクから個別の紹介ページにジャンプすることが出来る。丁寧。すっごい丁寧。凄い。
ただこの紹介の丸、長押しすると時々画面がフリーズすることがある。具体的なバグの発生条件は特定できなかったが、とりあえず困ったら一旦出て入り直そう。

また、この紹介の丸からは、作品の展示中の様子についてもほんの少しだけ見ることができる。matterportが弱い動画部分を補う存在だ。まあビデオインスタレーションを丸々一本、とはいかないのが残念なところだが、しかし目を通すと面白いかもしれない。

また、今回の文化庁メディア芸術祭の会場は日本科学未来館だ。この地球儀を見れば、何となく覚えがある人もいるのではないだろうか。

しかしこのmatterportはあくまで文化庁メディア芸術祭のものなので、科学未来館の展示はほぼ見られない。まあ当然といえばその通りだが。
ちょっとだけ見られそうな部分もあるが、まあ無理だ。これに関しては諦めよう。まあこちらは今でも展示しているので普通に直接見に行けばいい話である。

まとめ

当たり前のことだが。どんな作品も、どんな製作物も、全て人の努力で出来ている。
だからといって、それが評価されるとは限らない。努力だけで報われるなら苦労はない。
しかし、人が努力して、工夫を凝らし、誇りをかけて闘うからこそ、努力は報われるための抽選券を獲得出来るのだ。

ここに集まっているのは、血反吐の塊である。
血反吐吐いて努力して作り上げた、価値あるものである。
是非、その努力を、VRで垣間見て欲しい。

最後にもう一度。
VR文化庁メディア芸術祭の公開は10月31日まで!!

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