モバイルアプリ開発を主とする部活に入部したのですが、そこで先輩にLinuxを強く勧められたため導入することに決めました。今回は前段階としてSSDの換装です。
Windowsは捨てれない
まず、僕が学校で使用しているノートパソコンはThinkPad X260です。この機種はSSD250GBのためWindows10とデュアルブートするには容量が心許ないうえに、レポート等でMS Officeが必要な機会があるためWindows10を手放すことができません。しかし、自宅には余っているSSDはないため500GBの2.5inch SATA SSDを購入することに決めました。
前提として所持金が少ないので単発のバイトで10,000円を確保しました。
給料をもらった当日の自動車学校帰りに大須に立ち寄って早速パーツの購入です。
大須散策
SSD安くなったね。2年前は250GB買うのに1万円持っていったのに今は500GB7,000円。 pic.twitter.com/hCyMIkQaq0
— 88IO (@88IOBF) May 24, 2019
最終的に購入したのは上の2点です。
SSDはツクモで購入しました。ツクモは店頭価格をWEB価格にまで下げてくれる安心感がいいですよね。
HDDケースはドスパラで700円で売っていたためコチラも購入しました。現在使っているHDDケースのコネクタ部の接触が悪いので交換用です。
HDDケースを買うついでにドスパラでSSDも購入させて頂こうと思っていたのですが、WEB価格にまで値引いてもらえず8,000円もしたため断念。その点ツクモは安心ですね。
蛇足ですが大須パソコン店舗の個人的な感想です。
店舗 | メリット | デメリット |
---|---|---|
ツクモ | web価格まで迷わず値下げしてくれる安心感 | キャンペーン割引額が低い |
ドスパラ | たまにめっちゃ安い周辺機器がある GPUの揃えがいい |
web価格にまで下げてくれない |
パソコン工房 | 自作パーツ一式を揃える時の割引が大きい | web価格とキャンペーン割引の併用不可 |
X260分解&SSD取り出し
初めにも書きましたがSSD換装するノートパソコンはX260です。「ThinkPad X260 SSD換装」とかで調べてもらうと分かるのですが、この機種は分解しづらいようです。ツメを割ったという声も聞こえます。しかし、実際ににやってみると意外とすんなり裏蓋を取り外すことができました。
2枚目の画像の左下部分にあるのがSSDです。
このSSDに入っているWindows10を購入したSSDにクローンします。
Windowsクローン
クローンする方法は複数あります。パーティションの設定を維持したまま別のSSDにコピーすればよいのです。Linux(特にArchやGentoo、Slackware系)を触ったことがある人なら自力でもできると思います。
ただWindowsが破損するリスクもありますし、そもそもLinux等のパソコン知識を持っていない人も多いです。そんな人のために無料で使える「EaseUS Todo Backup」があります。
僕は当初このソフトを使用しようと考えていたのですが、父が便利なものを持っていたのでそれを使うことにしました。
このHDDスタンドはデータコピーをパーティションごと行うことができます。
使い方は簡単。SSDを2台挿し、手前のボタンを長押しするとクローンが開始します。あとは待つだけです。
SSDのクローンは以前SAMSUNG製SSDに付属していたソフトで一度したことがあったのですが、その時は250GBのSSDで1時間以上かかりました。しかし、今回のクローンは20分ほどで完了しました。Windowsのソフトとは違いパソコンを立ち上げる必要もないので大幅な時間短縮が見込めます。とても便利なのでおすすめです。
パーティションについて
換装後のSSD500GBをどのように割り振るか。今回は以下のように配当しました。
*実際に利用できる容量は500GBよりも小さいのである程度の指標です。
(容量)500GB | 用途 |
---|---|
250GB | Windows OS |
240GB | Linux OS |
10GB | 共有ドライブ(Fat32) |
こだわりは10GBの共有領域です。最近のOSはブート時以外はファイルが暗号化されているため閲覧できません。しかし、Windowsシステムとは別にFat32などでフォーマットした領域を確保することでエクスプローラーからはUSBメモリと同様に認識され、両方のOSからファイルを閲覧・編集することができるようになります。
次回はLinuxのディストリビューションの選択、インストールです。
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