展開予想とは言っても、個人が妄想を語る一エンタメ程度に考えてもらえるとありがたい。何かしらのギミックがあるらしいし、想定通りの展開もつまらない。最終話は予想を超えてくることを前提として書いていこうと思う。
ひなの記憶云々
おそらく記憶は戻らない。そもそも戻る/戻らないの話を深堀していないのが理由のひとつ。
加えて、今作はロゴス症候群と量子コンピュータに舵切りして不思議パワーを使わなったというのもある。
8話でロゴス症候群が「脳萎縮/筋萎縮」を症状とした病で快方に向かわないことが明言されているため、記憶が戻ること自体がこれに反するように思える。正直ここら辺は磨りガラス並に荒くて、コンピュータ除去後のひなは体を動かしたり意思疎通を図れたりする。そのせいでひなの両親が毒親になっているのだが、今更不思議パワーで解決して陽太を肯定されても。
ひなは連れて帰れない
ひなの記憶が戻らなかった場合、陽太はひなを連れて帰ることはできないと思う。
まず、彼は無許可で施設に侵入した不審者であり、介護経験のない高校生。行動も空回りする上に専門職の人の話も聞かない。こんな奴に障がい児を任せること等到底できない。
前回で「目を見て会話できるようにならないと説得力の欠片もない」とあった。仮に「説得力の欠片」を手に入れても連れて帰るには明らかに材料不足。司波は「研究室に連れて帰りたがっている」と思ってそうだが、実際に研究室は存在しない。何処に連れて行くと言うんだ。他者との接触にリスクがある中、一般家庭は流石にない。
12話展開予想
潜入が発覚し、施設から退去することになった陽太。
司波からひなが別の施設に移ることを告げられ、何とか頼み込んでひなと過ごす最後の時間をもらう。
「一緒に過ごしたあの夏」の思い出話をしながら、陽太は「一緒に暮らしたい?」とひなに問いかけ――。
出典:https://kamisama-day.jp/story/
ここまでがあらすじ。
1.陽太、振られる
まあ、振られるでしょ。これで心を開かれたら司波の立場がない。陽太がヘイトを集めているので、ここで発散したい。正直こいつは報われる程の説得力がない。
2.陽太、追い出される
順当に考えて不審者なので追い出される。時間を貰っていること自体甘々な気もするので責任は問われない程度で手打ちか。
3.ひな、実は記憶が戻っている
冒頭の語りに繋げるには何処かで「あの夏のひな」に戻ってもらうしかない。量子コンピュータは封印されているので、ネットワークにも繋がらない環境下にあるだろう。無視しよう。そうなると思い出話で記憶が戻る奇跡(ご都合展開)があるのではないか。ロゴス症候群云々もこの際ぶん投げよう。前回までぶん投げてたし。
4.先が短いことを悟り陽太を拒絶、夏の思いを馳せる
ロゴス症候群様は完治しないので。ここで奇跡とのバランスを取る。所謂ビターエンドって感じ。冒頭に繋げるとオシャレな感じがする。最期までは描かず余韻を残す感じで。
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