積雲が映像制作したMV『RANGEFINDER』公開中
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オタクに優しいギャルとの遭遇レポとMV感想

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GWの中盤、「セッションは子供で、プラダは大人なんだよな。」と2週間の社会人生活でマウントを取るようになった積雲に誘われ、テナテルさんとの名古屋観光に同行することになった。

積雲曰く、『オタクに優しいギャル』がUMAの類でなく実在することを知ってほしい、自分と未知との遭遇イベントを楽しみたいとの思惑があったらしい。

当日、名古屋駅で積雲を挟んで初対面。テナテルさんは完全装備の大学生って第一印象だった。ノリが良く、話し易くて楽しい。僕がテナテルさんと話していると積雲がドラえもんフェイスでニヤついていた。最近は自宅と研究室を往復する生活だったので、こういったイベントを経験するのも新鮮で楽しかった。

大須商店街の散策で立ち寄ったケバブ屋でテナテル本を貰った。イラストレーターとしての経歴とかMVの設定資料とか盛り込まれた約50ページのイラスト雑誌。無線綴じのフルカラーで質と匂いが良かった。自分は読み食いが遅いので後で読むことにした。

名古屋市科学館まで歩いたが、テナテルさんは午後に用事があったためプラネタリウムをキャンセルして解散。積雲と男二人で春の夜空を鑑賞した。エンディングでそれっぽい曲が流れて面白かった。

上映後、積雲に「着せ恋※1とは異なれどオタクに優しいギャルは存在する」と、「相手がコミュ強だから惹かれるのも致し方ない」と力説され、「完全武装だったな」と同意しながら科学館を後にした。

※1『その着せ替え人形は恋をする』の略。ヒロインが未知の宇宙人だと思ったら実は主人公が宇宙人だった作品

帰宅後、せっかくイラスト雑誌を貰ったのでテナテルさんがイラスト・映像制作を務めたMVを一通り視聴した。

零れて腐る / ゲキヤク&葛駄夜音 』『シグナル / 重音テト』『iesu/虻瀬とテナテル』『吐息 / 葛駄夜音』『MOUJA / aki』『セン MV 「ブルーメンブリュッケル」』『シリカニバリルナ/じょるじん』『「夏至下る」裏命』『死鬼祭 feat.ロス』『ハッピーヒーローマシンガン/じょるじん』『ピエロアクト/じょるじん』『七月、夏の劇場 / 初音ミク』『a子 – racy : MUSIC VIDEO』『月詠み『導火』Music Video

曲はブルーメンブリュッセルとracyが好み。

画は直接的なグロさを除いても、全体として生々しさ艶めかしさが印象に残った。瞼と眼球の動きが強い。じょるじん作品は何かしらのモチーフを描いているように感じたが、ハッピーヒーローマシンガンではヒーロー(モチーフ)を作っていて面白かった。映像としてはracyが最強で、冒頭の「これ引いていく構図があると気持ちいいだろうな」をここぞで回収してくれるから最強。取り敢えず派手にカメラを回す、派手に走るのは好みではなかったが、画のクオリティや目力もあり、手つなぎシーンを含めて期待を撒いてしっかり拾う構成の上手さが目立った。

 

今回の遭遇でプラダのような学生もいるのだと暗に言われた気もしたが、自分はまだセッションやファイトクラブに縋っていようと思った。来年度から頑張ります。

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