伯父からNikon New FM2というフィルムカメラを拝借した。Nikon New FM2は1984年に発売された機械式カメラで、内臓露出計を除いて電池を必要としない。昨年に発売されたNikon ZfのデザインはこのNew FM2にインスパイアされているとか。高級感あるブラックボディで、シャッター幕はハニカム構造の特徴がある前期型。
元々フィルムカメラへの関心はあった。サムライミ版スパイダーマン関連でCanon New-F1や、友人がレンジファインダーを推していた関係でCanon Pに興味があった。しかし、フィルムの価格高騰(36枚撮りで2,000円もする)により中々購入に踏み切れず、お下がりのNikon D40Xで満足していた。
今回は運がよく、母親の友人から要らなくなった35mmフィルム FUJICOLOR SUPER 400FT を頂けたので、現像代を除いて初期投資なしでフィルムカメラを遊べる機会を得た。15年前に期限切れになったオールドフィルムではあるが撮影練習にはなるだろう。期限切れにより感度が落ちると聞いたので、カメラ側をISO200の設定にし、露出を1段階高めを基準に撮影を行った。レンズはAi Zoom Nikkor 35~70mm F3.5-4.8SとAI AF Nikkor 50mm f/1.4Dを用いた。
結論として1本目は失敗ばかりだった。カメラのキタムラで現像+データ化したものを載せる。
全体的に暗く、緑色掛かった写真が多い。オールドフィルム故に色味が劣化しているのか、単純に露出設定が悪いのか。露出過多で撮影した噴水の画像の色味は悪くないので、2本目はISO100設定+露出1段階高めで再チャレンジしようと思う。
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