こんにちは、Dureyです。
正直に言います。私はプレゼンが大得意です。
大学の講義でプレゼンをすると、大体誰かから「どういうことを気にしながらやっているか」「練習はどうしてるのか」ということを聞かれます。
そこで、今回は1つ意識するだけでもプレゼンが大きく変わる要素について話していきたいと思います。
分かりやすいプレゼンの秘訣
1.話す内容、順番を最初に決める
話したい内容を相手に分かりやすく伝えるためには、何よりも先に、話す内容と順番を決めることが重要です。
話す内容が大切なのは、誰でもわかりますよね。何を話したいか、伝えたいのか、はっきりと定まっていないプレゼンほどモヤモヤするものはありません。
では、話す順番が大切なのはなぜか。それは、話す順番で相手の理解度だけではなく、プレゼンの雰囲気も変わってしまうからです。
例えば、同じ内容であったとしても
目的 | 手段 |
一方的に知識を与えたい | 基礎の解説→発展内容 |
聞き手に思考しながら聞いてもらいたい | 初めに問題提起&発問→終盤に答え |
聞き手に積極的な参加をしてほしい | 所々に少し簡単な問題提起を散りばめる |
以上のように、どんなプレゼンをしたいのか、どんな雰囲気で進行したいのかによって同じ内容でも話す順番は大きく変わるのです。
2.プレゼンの流れを軽く口に出しながら考える
”プレゼンの話す原稿を考えるのは資料を作った後”という人がいますが、これは個人的には良くないと思います。
話す順番を決めたら、具体的にどのように話すのか考えてみましょう。そうすると、意外にも足りてない内容に気づくことができます。
「問題提起をすることにしたが、内容的に発言しにくいだろうから、もう少し事前にヒントになる内容を入れよう」だとか、
「このまま話していると寝てしまいそうだから、質問してもらう時間を取ろう、逆に聞き手に質問するのはどうだろうか」など
3.シンプルで見やすい資料を作る
この記事を見ている人の中には、「そんなの分かってる!」「それが出来ないから苦労してるんだ!」という人もいるでしょう。そこで、なるべく取り入れやすいポイントに絞ってお伝えします。
1.スライド1枚あたりの文字数をとにかく減らす
2.文字の色は黒を含め3色(目安)まで
3.背景色は目立ちすぎない色で
4.絵や写真を多く使おう
5.アニメーションはシンプルに
4.「狭い部屋」を意識して練習する
プレゼンは、基本的に広い部屋で行いますよね。しかし、練習は狭い部屋で行ってみてください。5~7畳くらいがちょうど良いと思います。
理由は、単にリラックスがしやすく、大げさなジェスチャーなどの練習をしても狭い部屋なら恥ずかしくなりにくいからです。
ちなみに、本番でも狭い部屋を少し意識すると緊張しづらかったり、分かりやすいジェスチャーができたりするので、個人的おすすめの練習法です。
ただし、広い会場でやるときは目線を全体に配ることだけは忘れないように。声の大きさは、マイクがある会場の方が多いですから、そこまで気にしなくても大丈夫ですよ。
5.(上級編)その場の人の表情を見てアレンジを加える
実際に人前でプレゼンをしてみると、予想と反応が異なる場合があります。
意外と分かってなさそうな顔をしている人が多い、眠そうな表情をしている人がいる、などなど。そういう場合は、その状況に応じてアレンジが出来るとなお良いです。
たとえば、途中で前半にやった基礎のまとめや復習をする、嘘でもいいので少しクスっと笑えるような雑談をする、話を聞いている人に振ってみる、というような工夫ができるでしょう。
「話す相手が変われば、説明の仕方も変える」
それは、話す相手が小学生なのか高校生なのか、大人なのか、という話ではなく、同じ高校生でも、その場で聞いている人に合わせた説明の仕方を考えながらプレゼンをすることが大切だということです。
まとめ
今回は、自分がプレゼンをする際に大切にしていることについて話していきました。
「これ良いな!」と思うものが1つでもあれば取り入れてみてください。
私もより良いプレゼンが出来るように日々精進したいと思います。
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