27インチ4Kディスプレイを導入して24インチFHDディスプレイとで、デュアルディスプレイをしていますが、導入当初はウインドウを移動するときに解像度の差からガクガクと違うサイズで不便だと思っていました。
そこで何かFHD側の仮想的な解像度を上げることで、解決できるのではと考えてNvida DSR機能を用いてやってみました。
やってみた結果は以下です。
設定方法
1. NVIDA コントロールパネルから、3D設定 > 3D設定の管理 > グローバル設定 > DSR – 係数を「3.00x」のチェックを入れます。
2. ディスプレイ > 「変更するディスプレイの選択」で、FHDのディスプレイを選択し、Dynamic Super Resolutionで3.00xを選択します。
3. 適用を押して終わり。
これでディスプレイ間でウインドウを移動しても、大きさがほとんど変わらないかと思います。
なぜこんなことができるのか?
下図の通り、現実のディスプレイサイズの比は 24 : 27 = 1.0 : 1.125 となっています。
対して解像度については、FHDのDSR x3.00時の解像度は、3325 x 1871であり、
4Kの解像度は、3840 x 2160ですから、
3325 x 1871 : 3840 x 2160 = 1.00 : 1.15 となり、
つまり言えば、24インチ FHDディスプレイからの倍率が、大きさと解像度で、1.125と1.15でほとんど同じになることで実現できています。
DSRについて
Dynamic Super Resolution; DSRについては、下記記事等をご覧ください。
端的に言えば、仮想的にディスプレイに別の大きな解像度で描画した後に、小さくサイズを圧縮するということだと思います。
「Dynamic Super Resolution」を試す。「ディスプレイ解像度を超えた精細感をゲームにもたらす」という新機能は使えるのか
自分の4Kディスプレイ設定と、感想
かなり便利になりました。
4Kディスプレイの設定ですが、自分は拡大率を125%として、
自分はさらにWindows 11のアクセシビリティ > テキストのサイズで120%として見やすくいます。
それでは、良い4Kディスプレイ ライフを~!
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