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朝のだるさを吹き飛ばすためにラジオ体操を始めた話

日常

コロナ禍によって弊学は春学期の授業が完全にオンライン授業化。

登校の必要がなくなってQOLは爆上がりしました。人間って家から出るのに凄い体力を使っていたんですね。

秋学期以降にまた毎日通わないといけないのがとてつもなくおっくうに思えてきて、もういっそこれからもオンラインでも良い気がします。むしろそうであれ。正直巣籠もり快適すぎて家を出るだけの体力すらもう無いから。

ただ、この生活に慣れ、しかもこの蒸し暑さと来ると、正直体が怠すぎて気力は持たず、効率も悪くなってきました。どうしようと考えたあげく、ラジオ体操を始めました

なんで。って声が聞こえてきたような気もしたけど、ほら、あれじゃん、現場とか職場でもラジオ体操するところあるじゃん。安易な発想だよ。

とはいえ、朝に軽く運動すること自体の効果は確かにあるみたいです。朝方の運動が、認知課題取り組み中の脳の血流量と認知課題の得点への影響を調べた実験の報告を見つけたので共有しますね。

この実験では女子大学生13人、男子大学生6名を対象としたこの実験では、10分間のジョギングをした日としてない日で、認知課題として100マス計算をしたときの得点と脳の前頭前野の血流量を比較しました。この実験の結果としては認知課題の点数はジョギングをした日のほうが、していない日にくらべて有意に高かったと言う結果が出ています。

また、一般的に脳のなかで血がどのように流れているかというのは、脳の活動状態を見る一つの指標になります。流れる血流が多いとき、その部分が良く働いているということですね。そういうわけで、課題取組中の脳の血流量も測ったところ、ジョギングした日の方が脳の血流量はしていない日に比べて多いという結果が残されています。

なるほど、確かに朝に軽く運動するのは良いみたい。実際、朝のラジオ体操生活を始めてから頭と体が軽くなった気がするのでこれは効果ありますよ。僕が単純なだけかも知れないですけど。

そんなわけで朝の運動としてラジオ体操をやっています。ラジオ体操の何が良いかといえば、パターン化してますし、動きも覚えてる、そんなに辛くないと、お手軽なところですね。家の中で完結しますし、パソコンの前でやって、そのまま机に向かうことができますからね。

ただひとつ気になることはと言えば、ラジオ体操だけしてれば良いのかってことですよね。ラジオ体操効果で検索しても、最近のネットは情報が洪水を起こしていて結局よく分からない。なのでMETsを基準にして調べてみますか。

健康づくりのための身体活動基準2013によると、一週間に必要なのは3METs以上の運動を毎週4METs・hすることみたいです。ラジオ体操は4.0METs、一回三分なので約0.2METs・hか。第二が4.5METsで三分なので、第一第二通して大体0.4METs・h。僕は一日一回第一第二通してやっているので、2.8METs・h/weekですね。

強度は良いけど量足りてないじゃん。

まあ、正直予想はついてたけどさ。

そんなわけで、やっぱりラジオ体操だけじゃ足りないと言うことが分かってしまったのでもう今回は解散にします。ばいばい。

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Reference

仁木 甫 春日 晃章, 朝の軽運動が認知機能および前頭前野の血流量に及ぼす影響, 岐阜大学教育学部研究報告 第36巻 133-137, 2012 3月

Koji KASHIHARA  Yoshibumi NAKAHARA, EFFECTS OF PHYSICAL EXERCISE ON THE TASK OF AWORD PROCESSOR, 日本生理人類学会誌 Vol.6 No.3, 2001 8 2001 8月

厚生労働省, 運動基準・運動指針の改定に関する検討会 報告書, 2013 3月

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