「Vimはいいぞ!」「初めて1年の奴が何を言っとるだ!」
口先ばかり言っているとこんな風に逆に叩かれそうですが、書くことにしました。僕はVimエディタを愛用しています。(特にX41で。Ubuntuなので。)さすがにWindowsでは使いませんが、低スペックのPCを使っている者にとってGUIを用いない軽さにメリットがあるんです。
今回はVimのおすすめの設定、プラグインをいくつか紹介します。(Vimのココがいい、っていうのを書くは苦手なんで…)
<基本設定>
1.LeaderキーをSpaceにする。
set mapleader = "\<Space>"
よくある設定ですが、デフォルトが\
なんで相当楽になります。
2.ESCをjjで代替する。
inoremap jj <Esc>
インサートモードから抜けるのが楽になります。
3.カラースキームはmolokai。
colorscheme molokai
安定のスキーム!
4.カーソルのある列のハイライトは切る。
set nocursorline set nocursorcolumn
移動が重くなる原因は排除。
<プラグイン>
1.プラグインマネージャーにdein.vimを使う。
repo = "Shougo/dein.vim"
NeoBundleより早いらしく、.toml
を使えて記述もしやすいです。(主観)
2.Unite.vim等を使い、左にVimFiler、右にUnite-outline。
repo = "Shougo/unite.vim" repo = "Shougo/unite-outline" repo = "Shougo/vimfiler"
VimFilerでファイル一覧の表示。unite-outlineで関数等の表示。流石Shougoさん!
3.エラーチェックにはALE。(Vim8、NeoVimの場合)
repo = "w0rp/ale"
いろんな言語に対応している上に、非同期型!
4.補完はneocomplete。Python補完にはjedi。
repo = "Shougo/neocomplete.vim" repo = "davidhalter/jedi-vim"
一強。deoplete + deoplete-jediの選択肢もありましたが、PCのスペックによってはjediを非同期で動かすとストレスがたまります。(僕)
5.ステータス表示はpowerlineでもairlineでもなく、lightline!
repo = "itchyny/lightline.vim"
軽い。しかも、カスタマイズしやすい!(僕はgitのbranchや、ALEでのエラー数などを表示しています。)
少しではありますが、こんな感じです。
僕の設定ファイルはGitHubで公開しています。ミスがあれば、教えてください。
正直、これだけ設定すればPythonIDEになります。他の言語の設定も書けば、言語依存しない比較的軽量なIDEの完成です。どうですか、興味は湧いてきませんか?
(GitHubに公開している.vimrc
では、英語キーボードなので'
と"
、Pythonでは:
と;
を入れ替える設定をしています。日本語キーボードの方はこれらを設定している行を削除してください。)
nnoremap ; : nnoremap : ; inoremap " ' inoremap ' "
投稿者:88IO
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