筆者は母との通話に「LINE通話」を利用しているのだが、最近は電話をかけても繋がらないことが多い。
また、そんな時は決まって10~20分後に折り返しの電話が来るのだ。
直接母に聞いたところによると、母は電話がかかって来てから直ぐにかけ直しているらしい。
着信が入っていることに気づいて出ようとしたところ、繋がらなかったのでかけ直したと言うのだ。
これはおかしい。先程述べた通り、筆者が着信を入れた時間とは誤差とは言えない程のタイムラグがある。
もしかしたら母の携帯端末(iPhone)か筆者の携帯端末(AQUOS Phone)にインストールされているLINEのバグ、あるいは機種の設定によるものかもしれない。
この冬季休暇の間に比較実験を行ってみたいところだ。
とはいえ、通話におけるこういったタイムラグというのはとても興味深い。
夜空を見て「我々は何十年何百年前の景色を見ている」と言うように、タイムラグが少なからず発生する電話という形式は「過去の音を聞き、未来へ発信している」と言っても過言ではない。
「何を未来と定義するか」によるが、物は言いようだ。
もし母が通話に出ることができたら、十数分過去の筆者と会話ができるのかもしれない。
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