自室のドアに鍵はない。
それ自体は問題ない。
特別隠したい物があるわけでもないし、困ることもなかった。
しかし、ここ最近思うようになったのだ。バイオハザードみたいなパンデミックが起こったとき立て籠もれないじゃないか、と。
きっかけは妹にある。彼女は学校の試験週間になると「勉強教えて」とも取れる奇声を発しながら筆者の部屋に突然入ってくるようになったのだ。
一度入れてしまうと面倒くさい。だから筆者は必死の抵抗をする。
この様がまさにホラー。
その上「1時間で100円払うから」と付け加えてくる。お前最賃知って言ってんのか。
真面目に怖い。
今までは大学構内で課題等をすることもあったが今は自宅受講だ。家に居るからといって暇であるわけではない。
こうして、このモンスターの侵入を阻止するための機構を作ることに決めた。
今回用いたのは以下の3点。
- ドア掛けハンガーラック
- はさみ
- ビニールテープ
1.ハンガーラックをドアノブの上部分に引っ掛ける
2.ビニールテープの一端をハンガーラックに結びつける
そうすると下の画像のようになる。
3.ドアノブを回したときにビニールテープが伸び切るように固定
以上で完成だ。
ハンガーラックの固定位置を右にずらす(ドアノブから離す)ことでビニールテープが伸び切り、ドアノブが回らなくなる。
これで妹に講義課題の邪魔をされずに済むようになった。
もし、パンデミックでゾンビが蔓延したら籠もることにしよう。
「他人は信用ならん。俺は自室に籠もる。」
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