久しぶりに本を開いた。構造素子という本だ。
近頃はスマートフォンかDualshock4ばかりを握っていたので、文庫本の大きさは手になじまなかった。なにより、今年に入って読んだ本は、本と言っても教科書か参考書ばかりだったから、左から右へページをめくるのがなんともムズ痒い感覚がした。
なんで50円玉の直径ほども厚みがある本なんか買ってしまったのだろう。リハビリを兼ねて買ったのなら、もっと読みやすい物にすれば良かったのに。
本屋にふらっと寄った時にSF書籍が平積みされていたのを見つけて、なんとなくタイトルに惹かれたからといって、読み切れるかどうかを計算に入れなかった自分が悪いのだが。ついでに基本興味が薄れると途中で読むのをやめてしまうたちで、読み切れなかった本は何冊もあることも忘れていた。なんてこった。
とはいえ買ってしまったなら読もうと冒頭を読んでみたらば、中身が少し難解そうで、読み切るのに骨がいりそうな内容だった。困った。
何が困ったって、SF好きの積雲に読んだら貸すよと言ってしまったのだ。読まずに貸してもしかたない。
なのでもういっそブログにこの本を読むと宣言してしまおう。そうでもしないと、本の厚さと難解さに完読を阻止されるだろうから。
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