VtuberやStreamerの推しがやっているけど、やったことないしルール分からないよ。でも実際にやるつもりもないよ。と言う人向けのApex解説です。
基本的なルール
自分が死なないように他人を倒すことがこのゲームの根幹です。このゲームは広い土地の中で60人のプレイヤーが降り立ち、殺し合って生き残った人が勝ちと言うゲームです。地上に降り立ったプレーヤーは自由に行動できるので、積極的に殺しに行ったり、逆に逃げたり隠れたりできます。(1対1のトーナメント形式やこの課題をクリアできなかったら脱落すると言うルールではないです。)
ただし、味方は2人います。自分を含めて3人パーティーです。なので、戦場には20パーティーがいて、その中で生き残ったパーティーの勝利となります。自分が死んじゃっても自チームの誰か一人が生き残っていれば勝ちです。
そして、最後の一チームが決定するまで,このゲームは終わりません。
生き残るためにどう動くのか
アンチ移動
生き残ればいいなら誰にも見つからない場所でただじっとしてればいい、と言うわけにはいきません。なぜじっとしていられないか、それはリングと言うシステムが深く関係しています。
基本的に広いマップの中から殺し合っていけば、やがて敵にはち合う可能性が低くなってしまいます。それに、お互いに別の建物に籠ってしまえば、そのまま硬直してしまい、いつまでたっても決着が付きません。このゲームはかくれんぼゲームでもありません。
これを解決するためにリングと言うシステムがあります。リングは時間とともに小さくなっていきます。リングの外にいるとダメージを受け続けてやがて死んでしまうので、リングの中にとどまり続ける必要が出てきます。リングは小さくなって、ある程度しぼむと、その大きさをしばらくの間維持し、また小さくなり出します。この維持してしぼんでの1ラウンドを繰り返して、第5ラウンドでは半約径50mになり、第6ラウンドでは60秒かけて半径0mになります。リングの外にいると視界がオレンジ色になってダメージを受けるので直ぐに分かると思います。
リングダメージは試合が進むにつれてだんだん大きくなるので、試合が進むにつれリングの中にいることを強いられてきます。(逆に、はじめの内はリングの外にいても割と平気だったりします。)このため、安全地帯(リングダメージを受けない場所)へ移動する”安地移動”が求められるわけです。マップをみると白い円、オレンジの円があり、オレンジの円の外はオレンジ色に塗られています。オレンジの部分はリングの外で、白い円は次のリング収縮でここまでしぼむよと言う目印で、これを見て移動します。
漁り
より安全な場所を確保し、相手を倒しながら自分の身の安全を確保するにはどうしても戦うための物資が必要です。この物資を集めるのを「漁る」と言います。ゲーム開始したときには自分のキャラクターは武器ももたず、アイテムも雀の涙ほどしか持っていません。生き残るための必要最低限度の武器と物資を集めるために、まずはアイテム漁りをする必要があります。アイテムは建物やサプライボックスというでかいカプセルに入っているのですが、それは均一に散らばっていないため、よく取合いになったりもします。
当然物資は使えば無くなるし、アイテムにも強い弱いがあるので、デスボックス(死んだ人が持っていたアイテムが詰め込まれる箱)から奪い取る必要があります。これをデスボ漁りと呼んだりします。
戦闘
結局最後まで生き残った人が勝ちです。そのため、できるだけライバルを減らす必要もありますし、最強の物資が全員分潤沢に存在しているわけではないのでできるだけいい物資を集めたほうが有利になります。そのため、はち合っても打ち合いになりますし、生き残りやすい場所(ポジション)を奪い合ったり、物資を奪いに来たり、ただ殺すために殺しに来たりします。なので結局戦闘を避けて通ることはできません。悲しいね。
ゲームモードによるルールや目的の違い
この手のゲームは往々にして、いろいろなゲームモード(違うルールでの遊び方)があります。それに関して、バトロワ、アリーナ、カジュアル、ランクマの違いについて解説します。
バトロワとアリーナ
Apexではバトロワとアリーナの大きな分類があります。バトロワは先ほど述べた基本的なルールのゲームモードです。アリーナは2つのパーティが1対1で戦うモードです。また、期間限定で全然違うルールの遊び方が来るときもあります。
アリーナモードについてはまた別の記事で解説するかも知れません。見分ける上での大きな特徴として、
①戦う前に武器を選ぶ画面が現れて、そこで物資を手に入れること
②最初から地上にいるので、スカイダイビングしない
があります。
見所は同じチームと何回も戦うことで起こる試合運びの読み合いと、第3の勢力が存在しない真剣勝負であることです。
また、バトロワでは3人一組のほかに2人一組でやることもできます。3人一組が20パーティいる基本の遊び方をトリオ、2人一組でやるモードをデュオといいます。アリーナにデュオは存在しません。
カジュアルとランク
カジュアルとランクマッチの大きな違いはマッチング方法(参加するゲームの味方や対戦相手の選ばれ方)です。
カジュアルモードでは最近の試合の戦績などを参照して実力が近い人たちとマッチングすることになります。対してランクマッチでは自分が所属しているランクと同じか近いランクの人とマッチングします。
ランクは試合で活躍するともらえるランクポイント(RP)を集めることでランクが上がっていきます。ランクが上がれば上がるほどランクをあげるのが難しくなるので、高いランクにいる⇒実力者 だと思ってもらっても構いません。ブロンズ<シルバー<ゴールド<プラチナ<ダイヤ<マスター<プレデター の順で格が高くなっていきます。多くのランクマッチ参加者はこのRPをいかに増やすかを考えて行動していると考えてよいでしょう。
RPを増やすには敵を倒しつつ、他のチームよりも長く生き残ることが必要です。結局、一試合の中での目標は相手を倒すことと生き残ることで有ることに変わりは無いです。
見分けるポイントとしてはプレイ中、右上に今自分がいるランクが表示されることです。
大会やスクリム、カスタムマッチ
これまで述べてきたのは通常のゲームプレイでの話です。しかし、皆さんの推しの中には大会やスクリムといった者に参加する人もいることでしょう。普通のゲームプレイでは誰が対戦相手になるのかは分かりませんが、大会やスクリム、もしくはカスタムマッチはそのゲームの参加者が限定されます。
スクリム・カスタムマッチとは
カスタムマッチは通常のプレイと異なり、参加者が限定されているのが特徴です。招待制であり、主催者から招待された人のみが参加できるゲームになります。なお、カスタムマッチを作ることができるのは限られた人(例えばプロチームや著名な配信者の中でも選ばれた人々など)にしか与えられず、一般のプレイヤーはできないです。
カスタムマッチは大会の開催、スクリムの開催にも使われますし、配信者同士の交流試合などにも使われています。
スクリムとは練習試合のことを意味します。賞金がかかった本気の試合の練習にいろんなモチベーションの人が集まる普段のマッチでやっても限界があります。そのため、大会などに向けて、主にプロゲーマーたちが行う練習試合のことをスクリムと言ったりします。競技として行うゲームに向けて練習や研究をするための機会ですね。必ずしもプロだけでなく、アマチュアの人も参加したりもしますが、どちらにせよ、誰でも参加自由という開かれたものでは無いと思います。
ふつうのプレイとの違い
大会ごとでルールが異なりますが、基本的に他のチームよりも生き残っていることが重要であることに変わりは無いです。他にも多くの敵を倒していることなどが評価基準に加えられる場合もあります。推しが参加する大会のルールを調べてみてください。
大会やスクリムは性質上全体のレベルが高く、本気度も高いので安易なプレイ、リスクの高いプレイは起こりにくいです。お互い牽制し合いながらだんだんと高まる緊張感は普段とは異なるのを感じていただけるかと思います。
まとめ
基本的に最後まで生き残ったチームが勝利すると言うのが基本ルール。ただし、生き残れる場所がどんどん狭くなるので移動しなければならず、そうすると接敵するので戦って、戦うためにはアイテムを漁る必要がある。
参加チーム数とチームの人数が異なるゲームモードが存在する。
ランクマッチというものがあり、そこでは高いランクに行くためにRPを増やしたく、そのためには試合で活躍する必要があるという要素が増えている。
種別 | チームの人数 | チーム数 | 特徴 | 見分け方 | |
バトロワ | トリオ | 3人 | 20組 | 基本形 | |
デュオ | 2人 | 30組 | ツーマンセル | 画面右上にデュオの文字 | |
ランク | 3人 | 20組 | 基本ルールはトリオと一緒。RP要素 | 画面右上にランクが表示 | |
アリーナ | 3人 | 2組 | 狭いマップで3人対3人の真剣勝負 | 試合開始前に武器を購入する画面がある | |
ランク | 3人 | 2組 | ルールはアリーナと同じ。RP要素 | 右上にランク表示 |
また、それらの通常のゲームプレイの他に、招待制であるカスタムマッチが存在し、大会やスクリム、交流試合などに使われている。
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