航空自衛隊が運用している中でも最も古い機体の一つが『F-4ファントムⅡ』です。
F-4は米マクダネル社によってアメリカ海軍の艦載機として設計され、原型機の初飛行は1958年となんと60年以上前。航空自衛隊では1971年から運用されており、2019年現在も運用されていますが、機体の劣化や近代化改修の限界などを鑑みて、来年度2020年にすべてのF-4が新たに導入が進んでいるF-35へ更新されます。このため、日本で飛行するF-4を生で見ることができるのは今年しかありません。
11月9日(土)の小牧基地オープンベースではRF-4(F-4の偵察機型)が、11月10日(日)の岐阜基地航空祭ではF-4がそれぞれ飛行する予定になっています。
積雲
これまで生でF-4を見たことがなかったけど、これは見に行くしかないな。
撮影に用いた機材は下の通りです。
この機材構成で運用した感想としては、『ぎりぎり手持ちで戦闘機を追従できるが、歩留まりを上げるためには筋力が要る』です。マイクロフォーサーズ機の手軽な超望遠システムがうらやましくなりました。
RF-4
タキシングしているRF-4。やや斜め下向きに配置されたジェットエンジンが見て取れる。
逆光気味。やはり低翼配置はカッコいい。高速で通過されたときは胸に響くようなターボジェットエンジンの低音が迫力あったし、カメラが追っつかなかった。
ブルーインパルス
ブルーインパルスも来ていた。地味に初めてのブルーインパルスである。
ハートマークや桜などをスモークで描いていた。カップルで来ても楽しめそうだ。
74式戦車
敷地内の空き地で陸上自衛隊の74式戦車が走っていた。
かっこいい。
まとめ
ほかにもUS-2やP-1、C-2なども展示されていました。屋台なども充実しているので昼も困りません。ぜひ来年も参加したいと思います。
コメント