高校で科学部をしていた頃に先輩から口酸っぱく教わったのは、「フォントが与える印象」についてだった。
初めて先輩の前でプレゼンした際に、かなり発表内容を練習したにもかかわらず、発表後の講評で、「明朝体は遠くからだと見えにくいからゴシック体にしたほうがいい」という初歩的なアドバイスをいただいた。
内容以前に、見えなければ意味がない。
そこで初めて、フォントの重要性について学んだのだった。
あれから数年が経ってブログをそこそこ真面目に取り組むようになると。
至る所でやはり「見た目」は大事だなあ、と思うことも多い。
その要素の一つとして「フォント」はプレゼンと同じく大きな部位を占めている。
見やすいサムネ、
象徴的なロゴ、
動画の字幕、
こういった部分でフォントにこだわって、より視覚的にわかりやすくしたい。
そんな時に見つけたのがフォントワークス株式会社が提供する『mojimo-live』というサービスだ。
mojimo-liveとは
年間定額制のフォントサービスである。
-liveのほかにも-mangaや-fudeなど、いろいろなプランがある。が、ここでは説明しない。
値段
年額9,800円(税別)クレカ支払いとコンビニ支払いが選べる。
一年近く使っているが、60日前ぐらいにはライセンス更新の通知が来るので更新を忘れることはない。
使用許諾
こちらによくまとまっている。
-liveの大きな特徴として、その他多くのプランと異なり、YouTubeなど動画投稿サイトで商用目的で使用することができることがあげられる。
その他プランでこれが可能なのは-fude –jewel のみだ。(2020/5/27現在)
そのほかにもWebページのサムネやロゴなどにも使用できる。同人誌やグッズ製作にも使える。もちろん商用も可だ。ただしWebフォントとして使うことなどはできない。
提供書体
こちらにすべてまとまっている。ほかのプランの書体も見れるので、ここでどのプランを選ぶか決めるのがよいだろう。
40書体もの魅力的なフォントが使える。動画で多用するテロップやタイトルロゴなどに使いやすいフォントがそろっている印象だ。
YouTubeでフォントにこだわった動画を作ってみたいならお勧めだ。
自分自身使い切れていない。
使用できる端末
このプランはPCにしか対応していない。PC以外で使えるプランは現状iPad用の-select(β)しかない。また利用可能端末も1台に制限されている。
申し込み
こちらにまとまっている。僕が改めて書くまでもない。
実際の使い方
一連の登録作業と支払いが終わると、mojimo アプリというソフトをインストールすることになる。
このソフトがフォントのインストール、管理、無効化などを登録されたフォントにまつわるすべてをコントロールすることになる。
インストールされたフォントは各種アプリからほかのフォントと同じように使用することができる。
一年近く使ってみた感想
去年の6月にmojimo-liveを使ってみてからいろいろな場面で提供書体を使った、というより使いたがった。だってお金払って買ったフォントだし使わなきゃ損じゃん。
大学のプレゼンやブログのロゴ、記事のサムネ、動画のキャプション、年賀状、PCで文字を書いて見せるような場面ですべてmojimo-liveのフォントを使ってきた。
そのおかげでプレゼンの評価が高かったり、ブログの見栄えが良くなったり、いろんな場面でほかの資料と差別化できたりと、ずいぶんと役に立った。
金額を収益で回収できるほどではないものの、精神的な満足感はとても高かったように思う。
まとめ
年額で少し高めのプランではあったが、mojimo-liveのフォントたちはいろんな場面で活躍してくれた。
まもなく1年が経つが、プランを更新しようと思う。
・Web用の画像や同人誌、YouTubeなどで商用利用ができるフォントパック
・年額9,800円で44書体が各種ソフトで使い放題
→有名フォントでかっこいい資料を作って差をつけろ!
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