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【Linux】Conkyの背景が透過できなくなった、原因はComptonだ!

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久しぶりにWindowsを立ち上げる必要があったので再起動したら、Conkyというシステムモニターの背景が透過しなくなってしまった。

Windowsに浮気したことが原因だろうか。Linuxでしか動作しないConkyはいじけてしまったのかもしれない。

いや、原因はComptonだった。

comptonはコンポジットマネージャーの一種だ。筆者が利用しているManjaro Linux 18.04 Awesome Editionでは標準で使われており、ウィンドウの影や透明度, フェードなどを設定している。

筆者は動作を爽快にするために基本的なアニメーションを無効化といったカスタマイズを行っている。

左:設定マネージャーの初期設定  右:カスタマイズ後の設定

Conkyはデスクトップ常駐アプリケーションであるが、ウィンドウの一種であるのでComptonの特殊効果が適用される。

今回は再起動に当たってComptonの設定が読み込まれた結果、意図せず背景色の透過ができなくなってしまったのだ。記憶にはないが再起動前に設定を変更したのかもしれない。

結局は自業自得だった?

comptonの設定マネージャーはcompton-confとターミナル上で入力すれば起動できる。

また、設定ファイルは/home/$USER/.config/compton.confに置かれている。このファイルを移動/リネームした後に再起動することで一旦解決した。

しかし、再びcompton.confを生成するとデフォルトから変更を加えずとも背景が透過されない問題が再発してしまった。(2020/05/16現在)

この事例から

  • Comptonのバグ, 設定ファイルの読み込み時に発生
  • そもそも設定ファイルが存在しない場合の初期値が設定マネージャーの初期値と異なる
  • Comptonが原因ではなく、他の機能が悪さをしている

の3つの原因が考えられた。

前者であった場合は対処の仕様がない。アップデートを待つのみだ。

ウィンドウ開閉時のフェード効果は気に入らないが、今回は見栄えを重視して妥協しようと思う。

解決方法が分かったら別途記事にするつもりだ。同様の事例に遭遇した人は意見してくれると有り難い。

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