Twitterでこんなつぶやきをした。
フィルム3本(96枚相当)撮って「すごいの撮れたな」となるのは一枚。まだスナップ撮り慣れてないのもあって打率悪すぎる。だけどこの一枚はスマホやデジカメじゃ絶対に撮れない。 https://t.co/6PBZEerHQF
— 積雲 (@sekiun_creation) July 19, 2021
フィルムカメラ、特にライカM3のようなレンジファインダー式のフィルムカメラは、その構造上、フィルムに感光される景色と同じものが見られないので、必然的に「決まった写真」が取れる確率は低くなる。
しかし「決まった写真」を撮りにくいというレンジファインダーの性質が、かえって思いもよらない、とんでもなく「完璧に決まった」写真を撮るチャンスを与えてくれる。
自分はまだそれを狙ってできるほどの経験はない。でも一枚一枚にそれを期待してシャッターを切る。それがとてつもなく楽しいのだ。震える一枚のためにフィルム1ロールを無駄にすることも厭わない。
改めて見てみよう。今回の震える一枚だ。
この記事はこの後、この一枚を撮るために費やした他の写真をひたすら撮った順で並べていく。上記の『震える一枚』も入っている。特に解説とかは無い。ただ打率の悪さを実感してほしいし、突然に出るこの一枚に『震える』ということを追体験してほしい。
Snap in Osaka
カメラはライカM3、レンズはElmar M 50mm f2.8、フィルムはKodak ColorPlus 200だ。
以上だ。
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