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【初海外】5泊6日のハノイ旅行の記録

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3月初旬の研究会発表も終わり、就職前1カ月弱の春季休暇に入った。良い機会と思い、伯父に同行してもらい海外旅行の経験を積むことにした。国際線の手荷物検査や海外でのコミュニケーションへの不安感を払拭するための勉強を兼ねた卒業旅行だ。

3/10 (月) DAY1

6時間のフライトは2-3時間の睡眠と<harmony/>の読書で乗り切れたが、狭く固い座席は尻が痛くなって薄手のダウンを詰めて過ごした。3月のハノイは日中26℃前後で、基本的に半袖1枚で問題なかった。原付文化が印象的でハノイ旧市街の交通量がとにかく多い。クラクションが常に何処かで鳴っている。ホテルチェックイン後、さっそく目的のひとつであるベトナムコーヒーを堪能した。1k VDN=6円なので 50k VDN=300円。ホテル街夕食の生春巻きは普通だったが、チャーハンは魚醤をかけて食べると一層美味しかった。

食事

タイムテーブル

時刻 内容 費用
7:20 中部国際空港 着
9:25 JST 中部国際空港 発 ベトジェット(LCC)
往復 57,082 円
15:00 ICT ノイバイ空港
86番バスで旧市街近辺へ 45k VDN
16:00 Splendid Star Grand Hotel
16:30 Nhà hàng La Placeでコーヒー&マフィン 50k + 35k
旧市街、ホアンキム湖周辺散策
19:00 Noodle&Rollで生春巻&牛ピラフ&Sigonビール 75k + 100k + 40k
旧市街夜散策

3/11 (火) DAY2

2日目はホテルから北西方面、西湖までを散策した。タンロン城跡は有料で、チャンクオック寺は時間が合わず入れなかった。昼食に初めて屋外のローカル感のある店でフォーを食べた。これまた魚醤による味変が美味しい。唐辛子は少量で相当辛くなることを学んだ。

帰路にホーチミン廟を通り、列車街に立ち寄って日に数回の列車通過を観覧できた。カフェで飲んだエッグコーヒーがスイーツとして美味。夕食は前日夜の散策で狙いを付けていたダックとチャーハンを食べた。この120kが本旅行で一番高価な食事だった。

週末に向かって天気は下り坂の予報であったため、ネットで明日のハロン湾ツアーを申し込んだ。ホテルでは65kと85k、近辺のBooking Officeでは50kのツアーを提示されたので、旧市街地区への送迎と昼食込みで5,600円は比較的安かった。

食事

タイムテーブル

7:40 起床&朝食ビュッフェ
10:00 ホテル発 北西方面散策
タンロン城跡は有料、西側入口
11:30 チャンクオック寺に入れず
7:30-11:00 13:30-17:00
要長ズボン
12:00 Phở Thế Béoで牛肉フォー 50k
12:30 クアンタン寺 10k
12:45 ホーチミン廟
敷地入場時に手荷物検査
13:30 ホーチミンの家 40k
14:40 Cafe Vanでエッグコーヒー 60k
15:20 列車通過を観覧  
16:10 ホテル帰着  
19:00 Klookで翌日のハロン湾ツアーを予約 5,616 円
20:00 Tiệm Mỳ Tiên Sơnでライス&ダック+Hanoiビール 120k + 30k

3/12 (水) DAY3

8:20にホテルロビーで合流とメールがあったため、早めに起床した。8:10にホテル前の椅子で待っていたら、隣に座っていた人が実はガイドだったのが映画っぽかった。

ハロン湾までのバス移動は約3時間かかり、Prime VideoでCatch Me If You Canを観た。座席のクッションが厚く、途中休憩もあったので航空機内より快適だった。昼食は船内でビュッフェ、写真を撮った後も次々と出てきて食べきれなかった。ハロン湾の隆起した岩々は神秘的だった。ハロン湾ツアー中は運良く雨が降らず、片言英語で海外の方と雑談する良い機会になった。

食事

タイムテーブル

7:00 起床&朝食ビュッフェ
8:10 ロビーで待合&雑談
8:30 教会前でバスのピックアップ
12:00 ハロン湾着
(途中30分弱の休憩)
12:30 乗船、昼食
闘鶏岩を通過
13:30 ボートアクティビティ
15:00 ティエンクン鍾乳洞
16:30 船着場帰着、バス乗車
20:30 Bún Miến Ngan Minh Thuで麺 40k
21:00 Nhà hàng La Placeでエッグコーヒー 59k

3/13 (木) DAY4

4日目はハノイ駅で列車に乗り、ロンビエン駅まで一駅分乗車する計画を立てた。ロンビエン駅方面は1日に3回と少ない。

ハノイ駅15:15発に乗るため、昼前にホテルを出発して駅周辺を散策した。昼食は初めてパンを食べた。サクサクでとても美味しく、5kと安価だったため追加で1枚頼んだ。コーヒーは旧市街地区では40kほどの店が多かったがハノイ駅近辺では25kで飲めた。また、旧市街のお洒落な飲食店を除いて基本的にクレジットカードは使えなかった。ローカル店は基本的に現金決済、そのほか現地のバーコード決済が普及している印象を受けた。

ロンビエン駅では旅行客のフォトスポットになっていた。ドンスアン市場に寄って土産品を見て回った。ロブスタ豆の相場リサーチ中に250gで250kを提示されたが、断ったら値段を決めろと電卓を渡されて200kまで値切れた。結局、コーヒー豆は市場から南下した先のAnne’s maisonで購入した。

夕食はCom(米)類と決めて、Com Rang Cua(蟹炒飯)を食べに出かけた。量が多く、蟹の味も濃く、魚醤の味も好みだった。

タイムテーブル

8:30 起床&朝食ビュッフェ
11:20 ハノイ駅を目指して出発
11:40 ハノイ駅到着
X film cameraを覗き見
13:00 Bánh mì Trâmでバインミー+ビーフシチュー+パンおかわり 25k + 55k + 5k
13:30 Coffee 50でブラックコーヒー 25k
14:50 ハノイ駅からロンビエン駅のチケット購入 要身分証 20k
15:15 列車でハノイ駅発
15:23 ロンビエン駅着
15:40 ドンスアン市場を散策
17:00 Anne’s maisonでコーヒー試飲、ロブスタ豆200g x 2を購入 180k x 2
19:00 Xôi chả cua – xôi Bà ThảoでCom Rang Cua+お茶 70k + 5k

3/14 (金) DAY5

5日目は週末開催のナイトマーケットが目当てだったため、夕方までは予定がなかった。午前中は伯父がドンスアン市場で土産を買い、昼はGoogle評価の高いBANH Mi 25でバインミーを食べた。価格相応に具が詰まっていて、パンも前日のものより重みがあった。

午後は朝5時から2分ずれで鐘を鳴らしているハノイ大教会(聖ジョセフ教会)の開放時間に合わせて覗きに行った。程度の良い暗さとパイプオルガンの演奏が眠気を誘う。パイプオルガンは日本から譲渡されたものらしい。

仮眠を挟んで、夕方はナイトマーケットを散策した。ドアンスン市場周辺を含め、市街は商品別に店が固まっている傾向にあった。対してナイトマーケットは服、靴、電子製品、スーベニアといったように交互に並んでいて見飽きない。しかし、目当ては焼き串とフルーツの食べ歩き。まず、ランブータンは特徴のある見た目とプリプリの果肉が美味しくて好みだった。リュウガンは一袋分食べられないので半分だけ売ってもらった。カサカサした皮に対し果肉はブドウみたいで食べ易い。そのほか焼き串とバケットを注文すると、即席バインミーを丁寧に作ってくれてサービス精神に驚いた。

最後にホアンキム湖北側のCafe Dinhでエッグチョコをいただいた。30kと他店に比べてリーズナブルかつカフェアートの一手間もあって良かった。店内の雰囲気も良かった。

食事

タイムテーブル

8:00 起床&朝食ビュッフェ
11:00 ドンスアン市場周辺散策
12:00 BANH MI 25でバインミー 35k
12:40 雑貨屋でアルミカップ購入 30k
12:50 ホテル帰着
14:30 聖ジョセフ教会散策
15:30 ホアンキム湖ベンチ
17:30 ホテル帰着 仮眠
18:40 ホテル発ナイトマーケットへ
焼き串
ランブータン&リュウガン
焼き串バインミー
15k
50k
+ 20k
20k
21:00 Cafe Dinhでエッグチョコ 30k
21:50 ホテル帰着  

3/15 (土) DAY6

最終日は12時がチェックアウトだったので、午前中に荷物整理と重量確認をした。スマホとカメラ、モバイルバッテリー、髭剃りの4点で約1kgあり、全体で重量制限7kgを超過しそうになったので、一部は伯父の手荷物に入れてもらうことにした。

特に予定は組んでいなかったため、フォーを食べられる店を探してハノイ文廟まで散歩した。ハノイ文廟は入場料が70kと想定以上に高く、空港行のバス料金を除くと現金に余裕がなかったため門前で休憩した。夕食は毎日ホテルに戻るときに行列が出来ていたBanh Mi Mamaのバインミーを食べた。出汁の効いた卵焼きに懐かしさがあり、安心する味だった。

空港へは始発であるハノイ駅から86番バスに乗って、21時にノイバイ空港に着いて出国ロビーで時間を潰した。パスポートチェックの後に手荷物検査があり大行列になっていて時間がかかった。ロビーの飲料販売はコーラ350mLが検査ゲート付近で3$+、奥まで歩くと1$と価格差が激しかった。

食事

タイムテーブル

8:30 起床&朝食ビュッフェ
荷物重量確認 LCC 7kg制限
11:40 荷物預けてチェックアウト
12:00 Phở Bò Gà Đínhで鶏フォー 50k
13:00 Temple of Literatureに移動 入場料70kと高価なため入らず
15:00 ホアンキム湖に戻り
マックでソフトクリーム
10k
16:30 Cafe Dinhでコーヒー 25k
17:30 コンビニで水Dasani 500ml 5k
18:00 Bánh mì Mamaでバインミー 20k
19:00 ホテルで荷物回収
19:40 ハノイ駅でノイバイ空港行き86番バスに乗車 45k
21:20 ノイバイ空港着&出国手続  
22:00 出国ロビーでコーラ購入 1$
25:35 ノイバイ空港 発  
3/16
8:00 JST
中部国際空港 着  

感想

初めての海外旅行を通して、出入国はそこまで構える必要がないこと、現地でのコミュニケーションも意外とどうにかなること、国内での通貨両替のコスパの悪さを学んだ。

手荷物検査はバッテリー類を全部出すイメージがあったが、実際は液体物だけで良く、液体自体もシビアに調べられることはなかった。また、LCCの重量制限でキャリーケースは現実的でなく、大きめのリュックに最低限の衣服を入れて洗い替えもしくは現地調達するのが正解に思えた。今回の5泊6日ではリュックに寝巻を含めた3着を入れたが、実際は2着で事足りた。タオルもホテルのアメニティがあれば2-3つで問題なかった。

ベトナムは旅行先としては当たりで、食事は安くて美味しく、交通量の多い道路横断も1-2日で意外と慣れる。空港を含め基本的にトイレで紙は流せないが、観光地のホテルでは水に流して問題なかった。ベトナム語は、挨拶の「シン チャオ」、感謝の「カム オン」、数字のハンドサインで大抵どうにかなった。価格も10kと省略することが基本で、2桁まで分かれば困らない。

  • 0 / 1 / 2 / 3 / 10 - コン/モウ/ハーイ/バー/ムオーイ
  • いくらですか - バオ ニュー ティエン
  • お会計 - ティン ティエン
  • ~へ行く - ディー ~

支払いは最近は大半はクレカが使えると思っていたが、ハノイでは観光地を除いてほとんど現金支払いだった。今回の旅行で現金は出国前に1k VDN=8円で両替した1,500k VDNしかなく、為替レートの1k VDN=6円に対してレートが悪すぎる。以後はATMでのキャッシングを優先的に利用しようと思った。

次に機会があればタイやシンガポールにも行ってみたい。より近場で台湾や香港も面白そうだ。

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