日常Durey

選択することができない選択肢

日常

ある日、秋学期から入ろうとしているサークルの1年生グループラインにこんなメッセージが送られてきた。

人
サークル員

みんながワクチン打ち終わってるであろう9月後半に、レンタルスペースでBBQをしようと思うんだけど行きたい人いるかな?

 

勇気あるな(心の声)

このサークル、結構規模が大きくて1年生だけでも30人近くが所属している。

別に、サークル員を非難する気はないけど、このご時世で大人数での集まりに行く気には僕はならない。

というわけで、僕が選ぶ選択肢は「行きたくない」である。

アンケートが取られた。

ない。選べない。

選択肢に番号を振ってみる。

①やりたい!

②BBQじゃなくて話すだけなら

③今回は難しいかも

①は、ただ単にBBQに行きたい人達が選ぶ選択肢である。

②は、「飲食はやばくね?」って思う人たちに向けた選択肢だろう。BBQなんて、パーテーションの無い場所で食べながらめちゃくちゃ話す場所ですからね。

問題は③である、これは「いやぁ、今回は帰省とか用事が詰まってて行けそうにないわぁ…」というニュアンスの意思表示であると推測する。

「行きたくない」ではなく、「行くことができない」という選択肢なのだ。

というわけで、③も違う。

あっ、選択肢無くなった。

完全に個人的な見解だが、BBQを提案した人は②の選択肢を提示している時点で、今のコロナの感染拡大状況でBBQをすることは一般的に非難に値するということを自覚しているのだろう。

しかし、この状況でBBQを強行するためには、このイベントにマイナスのイメージを極力入れないようにする必要がある。

そこで、「行くべきではない」「行きたくない」という意思表示をさせずに「行くことができない」という選択肢に収束させる方法を取ったのだろう。

うむ、そういうところは頭が良い。

というわけで、今回は提案者の意思を勝手に読んで、勝手に汲み取って、③を選択してそっと画面を閉じた。

※あくまでも、これは筆者の勝手な考察である。

 

 

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