こんばんは、Dureyです。
今回は、高卒生で東海エリアの駿台に入ろうと検討している人たちに、Dureyの独自調査によって判明した事実や推測を情報共有したいと思います。(多分、西日本エリアの駿台に通う人は共通だと思われますが、自分が調べたのは東海エリアだけなので念のため東海エリアのみと断っておきます。)
Dureyについて
私は、東海エリアの駿台で浪人生活を送り、2021年春から大学生になる者です。
つまり、2021年の3月まで駿台に在籍していたことになります。
講師陣や担任とも積極的にコミュニケーションを取っていた方ではあると思うので、内情には少々詳しい方かと思います。
駿台について調査するきっかけ
「卒業した駿台のことをどうして調べたんだ!」と思う人いもいるかもしれないので、念のために補足をしておきます。
理由は、私の後輩の友達が駿台に入ろうとしており、後輩に駿台について聞かれたためです。
2020年度と2021年度との駿台の違いがあり、「先輩から聞いた環境と全然違う!」となってしまったらかわいそうだと思ったので、新しいパンフレットを見ることにしました。
その時、自分が通っていた時とシステムが大きく変わることに気づき、この記事を書くことにしました。
Dureyが思う駿台の強さ
圧倒的な知識をもつ主要科目の講師陣
駿台と他の大手予備校の最大の違いはここだと思います。
国語、英語、数学の講師陣は、全国的に有名な講師から、ローカルで活躍する実力講師まで、豊富な知識を持っている講師がたくさんいます。もちろん、とても分かりやすい。
そんな講師陣にいつも教えてもらうことができ、質問をすることが出来るのはとてもいいですね。
TA(ティーチングアドバイザー)制度
駿台には、講師に長時間の質問ができるようTA制度というものが設けられています。
これは、予約制で生徒が講師に30分間マンツーマンで質問ができるというものです。
模試の問題、有名大の過去問や小論文の添削など、質問に時間のかかるものや、苦手教科克服のための勉強法など、まるで個別指導塾のように教えてもらうことができます。
そして、質問対応してもらえる講師が上記にある通り、実力講師陣。加えて、追加料金はかかりません。
これは、駿台生になったら確実に利用しましょう。
2020年度と2021年度の変更点
ICT教材の本格導入
2020年度はICT教材導入初年度でした。コロナウイルスによって対面授業が一時的になくなった補填としてatama+というICT教材が提供されました。
そして、今年度、生徒全員にタブレットを支給し、本格的なICT教材の導入が行われるようです。
昨年度提供されたatama+に加えて、文系は読解力、知識トレーニングアプリ、暗記アプリ、理系は応用教材、知識トレーニングアプリが提供されるようです。
私が個人的に気になることは、どれくらいICT教材の進捗を確認されるかです。
高卒生の大半は、高校時代に使っていた単語帳を覚えきれていないため、自分の単語帳の復習をするはずです。そういう人にとっては、ICT教材の一部は必要ないのです。
必要な範囲だけ、部分的に使用することが認められるのであればいいサービスかもしれませんね。
プレミアムサポートコースの設置
このプレミアムサポートコースは、対面授業に加えて、基礎固めのICT教材と駿台講師、クラス担任による学習コーチングを取り入れて苦手を克服するというコースらしいです。
これは、個人的な意見ですが、パンフレットを見る限りあまり良いコースには思えません。担任というのは進路相談のプロであって、勉強に関してはあまり知識がない人達だと私は認識しています。
その人たちがコーチングする授業って何なの。って思います。多分ですがICT教材や自習などをする時間を強制的に作っているのだと思います。
プレミアムサポートコースは基礎~標準・応用コースということで、駿台の中では比較的基礎的な内容が多いコースなので、駿台側は生徒がちゃんと基礎の勉強をやってくれてるのか不安なんだろうと思います。
やる気のある人は、このコースには入らず、自分でしっかり勉強時間をコントロールできる他のコースに入りましょう。
「勉強が嫌いだ!」という人はプレミアムサポートコースに入っていいかもしれませんが、基本辞めておいた方が良いかと思います。
理科基礎、地理の映像授業化
来年度からは、理科基礎、地理の授業が映像授業になるみたいです。
これは、文系の人や理系の地理選択者にとっては、駿台に入ることをやめる一つの理由になるかもしれないですね。
駿台の強みは、講師陣とその講師陣に気軽に質問できる環境です。
映像授業にシフトするということは、その強さを一つ失ってしまうということになりかねません。
駿台側がどんな対策を用意しているかは分かりませんが、映像授業化だけは確実にマイナスになると思います。
まとめ
良い方向に進むのか悪い方向に進むのかは分かりませんが、どちらにしろ、今年の駿台は大きな変化を遂げる1年であることは間違いないと思います。
浪人は自分を成長させることのできる期間なので、浪人することを決めた人は、どの塾に通うのかをしっかり吟味してから決めた方が良いと思います。
この記事がその参考の一つになればいいなと思います。
元駿台生として
駿台についてマイナスイメージを抱いてしまうようなことを多く言ってしまった気がするので、元駿台生として一応駿台を支持するような意見を言うと、
私は、駿台で浪人して良かったと思っています。
これだけは、嘘偽りない事実です。
自分で考えたことを、TA制度をフル活用して講師陣に相談し、常にアドバイスをもらいながら勉強できた上に、進路相談面では、担任の先生が今までの成績から有利な受験校や学部を教えてくれたので、本当にありがたかったです。
担任の先生に関しては、私の担任がとても受験情報に詳しく熱心に相談に乗ってくれる先生だったので、良いと感じるというのはあると思います。
他のクラスではそこまでやってくれない担任が多かった印象ではあります。
あくまでも個人的な意見ではありますが、駿台に行ったことを後悔はしていません。
ですが、今年は大きな変革がある一年ですので、駿台に今年入学しようと考えている人は、しっかり考えてから入学するべきだと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました。もし、質問があれば下のコメント欄に書き込んでください。なるべく早く積極的に答えるようにします。
以前にも駿台についての記事を書いているので、よかったら読んでみてください。
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