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Durey

【インターンレポ】大学生が社会人から学んだこと

Durey

「インターンって結局何やるの?」
「バイトでいいのに、どうしてインターンしてるの?」

最近、周りの大学生からこのようなことを聞かれることが増えてきました。

今回は直近3か月行っていたインターンでどんなことを学べたのか、何が良かったのかをラフに話していきたいと思います。

※もう既に退社していますが、契約上話せないことがあるので詳しい業務内容までは語れません。ご了承ください。

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筆者について

私は、就職先が既に決定している大学4年生です。

大学3年時にキッチンカーを利用した屋外カフェを起業しましたがうまく行かず撤退。

カフェ経営中に自分の事業の限界性を感じ、もっとビジネスを学ぶために海外発VC(ベンチャーキャピタル)のAntler株式会社へインターンに行きました。

4か月半のVCでのインターンを終え、直近3か月間はEC物流支援をしている株式会社ロジレスへインターンをしていました。

今回は、この株式会社ロジレスでの学びを共有したいと思います。

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ロジレスってどんな会社?

簡潔にいうと、商品を作ってECで販売している事業者と荷物の出荷を担当する倉庫業者の両方の物流管理・業務自動化を行うシステムを提供している会社です。

ECに関わる物流業務を全部システムで一元化・自動化できるよというサービスですね。

それに加えて新規事業であるロジレス便では、国内輸送において飛行機を利用するにも関わらずトラック輸送より安くなるという面白い配送方法もトライアルで行っています。

詳しくはこちらから

3か月のインターンで学んだこと

では、ここからはインターン期間中に学んだことを話していきたいと思います。

多くの社員に積極的に1on1をしに行くべき

最も経験として大きかったのは「多くの社員に積極的に1on1をしに行くべき」ということです。

人(黒)
社会人

当たり前のこと言うな。

社会人の皆さんはこのように思うかもしれませんが、大学生からすると大先輩に自分から話しに行くのはかなり勇気のいることです。

私は、今回のインターンで初めて50人規模の会社へ入りました。

加えて、ロジレスでは社会人歴10年以上の社員がほとんどで、僕から見ると皆さん「スーパー優秀な人達」の集まりだったわけです。

だから、私は直属の上司や大学生に話しかけてくれる優しい方々ばかりに質問しにいっていました。(時間を取ってしまうのが恐れ多い…と思っていたのです)

この点だけを見ると「分からないことがあればプロに質問しに行く」ということ自体はできていたのだと思います。

しかし、マネージャークラスの人に自分から話しに行き、仕事のレベルを上げたり、話す中で自分の思考回路をアップデートするということは出来ていなかったと思います。

もっと社長や取締役陣、執行役員と話していたらこの3か月がより大きなものになっていたのかもしれないというのは個人的に大きな反省です。

「頭を動かす」こと「手を動かすこと」の比率に注意する

2つ目は、「頭を動かす」ことと「手を動かすこと」の比率に注意することです。

私の癖でもあるのですが、より高い成果を出すために調べたり・考えたりする段階に多くの時間を割きがちになってしまいます。

実際、真の目標を達成するためには思考に基づいた行動が大事ではあるのですが、だからといって行動しなければ何も成果は生み出せません。

結局、どれくらいの時間をどの段階に割くのかを決めて動くことが大切だというわけです。

今回のインターンでは、この点がかなり抜け落ちており月末ギリギリまで時間がかかってしまったり、間に合わなかったりすることもありました。

カレンダーにタスク内容と実行する時間を入れる

自分のライフスタイルに一番大きな影響を与えたのが「カレンダーにタスク内容と実行する時間を入れる」でした。

入社して1か月位したときに、ふと先輩に声をかけられたのがきっかけでした。

人
先輩

タスクが終わらないなら時間決めて終わらせなよ。

それを言われた後に先輩のカレンダーを見てみると、会議や商談だけの予定だけでなく、タスクに関しても全て事細かにカレンダーに記載されていました。

自分のタスク管理だけではなく、上司が今の時間に部下が何をしているかを確認するのにも便利なので、それからタスクをカレンダーに入れるようになりました。

私生活でも同じようにタスクをカレンダーに入れるようになり、楽にタスク管理が出来るようになったと思います。

カレンダーは連携させておく

4つ目の「カレンダーは連携させておく」はインターン中に自ら考え、導入したものです。

私は時々ミーティングをすっぽかすことがあり、そのほとんどの原因が自分の私用のカレンダーを見ていたことでした。

社用PCではなく自分のスマートフォンや常用しているPCのカレンダーを見ていたために、社用のカレンダーを見ておらずミーティングを飛ばすことが数回ありました。

どうにかできないかと思い、カレンダーを自動連携できるAIツールを導入しました。

それが、Reclaim.aiです。

このツールのおかげで大学関連、インターンのカレンダーを私用のGoogle Calenderに同期でき、タスク漏れが一気に減りました。

マジで神ツールです。無料でも使えるので試してみてください。

人に優しく自分に厳しく

何かとミスをする私でしたが、上司の皆さんはびっくりするくらい優しかったです。

もちろん、注意する時ははっきり伝えてくださっていました。

それでも、言い方全てが丁寧で優しかったです。

乱暴に怒られると「ごめんなさい…!!!」という気持ちが強くなって、次に自分から動くのが怖くなったり、動きが硬くなってしまったりする経験は大学生の皆さんにもありますよね。

一方で、的確に丁寧に正しいことを言われると「次どうしたらよいのだろうか?」「上司をがっかりさせないために何をすれば良いのだろうか?」とポジティブな方向に思考を切り替えられるということを身を持って知りました。

将来、自分が後輩育成をする機会があれば、ロジレスの先輩がしてくださったように「人に優しく自分に厳しく」接することができる先輩でありたいと思いました。

ロジレスでインターンして良かったこと

退社した今でも思うのは、ロジレスは思いやりにあふれた最高の会社であったということです。

上司であった営業企画やマーケティングの人たちは、自分の時間が無くても私の指導のために毎日時間を割いてくれました。

また、他部署の人でも聞きたいことがあればいつでも丁寧に教えてくださり、たった3か月で業界の知識をある程度付けられたのは、このような良い環境がロジレスにあったからだと思います。

そこまでしてもらえるからこそ自分もロジレスに貢献したいと思い、全力で仕事をした3か月でした。(もちろん、反省する部分はたくさんある。)

いつか、このご恩をロジレスに返せる機会が来ればと思います。

なぜ、ロジレスを退社したの?

ここまでべた褒めしてなぜロジレスをやめたのかと思う大学生も多いかと思うので、理由を簡単に説明しておきます。

理由は明確に1つ「やりたいことに挑戦できるチャンスが来たから」です。

まだまだ未熟な自分ではありますが、知り合いからの紹介で1500人以上の大きな会社でM&Aと新規事業に大きく関わるインターンに入ることになりました。

大学3年時から自分をずっと指導してくださっていた方からの紹介ということもあり、その人の元でしっかり働いてみたいと思ったので退社する運びとなりました。

まとめ

今回のロジレスでのインターンでは、最高の環境で丁寧に育てていただきました。

退社する時も、

人
上司

もっと厳しい環境で成長して来い。

生意気な態度だけは気をつけろよ!

と送り出してくれました。

最後まで熱く、優しい先輩方に支えていただけて本当に嬉しかったです。

たった3か月しか会社にはいませんでしたが、将来恩をお返しできる機会があれば全力で返せたらと思います。

そうなれるよう私自身も成長しなければならないと思った最終出勤日でした。

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