年末年始は実家のある愛知に帰省していたのですが、正月も終わって対面のある大学の方に戻らないといけないので、また大阪にトンボ帰りです。
普段、名古屋大阪間は1番安いJRの快速で行っていたのですが、このルートには問題があって
・乗り換え必須(JR西日本とJR東海の区間を跨ぐため)
・時間がかかる
・混んでる
・区間を跨ぐのでICだけで通れない(これが1番困る)
というわけで、他のルートで帰ろうと思い立ちました。
新ルートにあたっての条件は
・乗り換えが増えない
・時間が短縮される
・車内が快適
・ICだけで済む
・高すぎない
以上の4点でした。
調べた結果、上記を満たす列車が近鉄特急ひのとり+osakametroでした。
値段
(1/4 16:00名駅発大阪駅着)
JR(旧ルート)2時間43分 3410円 乗り換え一回
近鉄特急+OsakaMetro 2時間19分 4720円 乗り換え一回
参考:新幹線 1時間2分 5940円 乗り換えなし
こうしてみるとコスパ悪い感じがしますが、後述する車内環境のことを考えるとかなり割に合ってると個人的には思います。
乗り方
まずは普通にICで近鉄名古屋に入ります。そして追加で構内の特急券売機でひのとりの特急券を買います。券売機は終点ごとに分かれているので大阪難波行きの券売機で買いましょう。ICで決済できるので自分はそれで決済。
特急券には何号車と席番号が書かれているのでそこに座ります。
目的の駅に到着したら改札にまず特急券を入れ、その後でICをタッチします。以上が乗り方です。
ひのとりに乗った感想
とにかく快適でした。快適ポイントをいくつか上げてみます。
全席バックシェルシート
これは本当に快適です。特急車両や新幹線でリクライニングが付いている車両は見かけますが、大抵は倒す際に後ろの客圧迫感与えてしまうため倒す前に一言言うのがマナーになっています。しかしひのとりでは全席にバックシェルシートを採用しているため、後方の客に特に許可なくリクライニングできます。快適。
ちなみに全席バックシェルは今のところひのとりだけらしいです。そういう意味では下手な新幹線よりも快適と言えるかも。
フットレスト
靴を脱がないといけませんが、フットレスが付いているのも好印象です。リクライニング+フットレストで目隠ししたら普通に寝れますね。早朝の長距離移動の時にはありがたいですね。
コーヒーと玄米ブランの自販機
1号車と最後尾車両だけですが、挽きたてコーヒーや玄米ブランの自販機があります。コーヒーは一杯200円。玄米ブランの自販機の方にはココアや紅茶パックも売っていますが、お湯は無料なので実質ドリンクは3種類飲めます。
ミルク・砂糖だけでなく蓋やストローも備え付けされているので溢さず客席まで運べます。
前座席のテーブル+肘掛けテーブル
これが地味にありがたいポイント。前座席テーブルは駅弁とかを食うのに使いますが、リクライニングした状態だと少々遠くて使い勝手が悪いと感じます。そんな時は肘掛けに収納されているテーブルを出すと、ちょうどスナックとコーヒーを置けるだけの小さめなテーブルが出てきます。ここで外を眺めながらコーヒーと玄米ブランを摘むのは至高の時間です。
結構大きいゴミ箱
駅弁とか包装プラスチックとか紙コップとかを全部車内で捨てられます。便利。
トイレと洗面所が別
トイレがついてるのはまあ当然として、洗面所が別なのはいいですね。
まとめ
新幹線以上の快適さで安く、車内でのくつろぎに特化した近鉄特急ひのとりは自分的には大満足でした。新幹線ほど急ぎじゃないけど、そこそこ安くて快適な旅がしたい方や、朝の長距離移動で寝たい人にはおすすめです!
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