突然だが自宅の庭にはウッドデッキがある。筆者の小学生時代に資材を購入して家族で自作したものだ。
長年雨ざらしの状態であった部分の腐食が激しく「踏み込んだら抜けるんじゃない?」と冗談半分で踏んだら本当に抜けた。
このウッドデッキは元々設置してあった場所から移動しているので軒下との寸法が合っていない。父が乗り気になったこともあり修理することにした。
まず上の画像から分かる通り、木材の腐食は部分的であることが見て取れる。木板の長さは1200mmであったが今回は600mmで十分なのですべての床板を鋸で半分に切断した。
また、デッキの足部分は木ネジを打ち込めそうになかったため片側2本を作り直すことにした。
経費削減のため足部分の作成は先程切り出した木材で再利用できるものを使い、木材は外枠部分に1800mm程度のものを1本だけ購入した。
さて塗装だ。ペンキは家にあるものを使った。ローラーでの塗装作業は面倒くさいので妹を召喚した。日差しが強かったので直ぐに乾き、然程時間はかからなかった。
目を離しているうちに妹が落書きをした。推しの俳優の名前らしい。2度塗りしても消えなかったことを追記しておく。
傷んだ木材を交換して組み直した後、こちらにも塗装を行った。(下の画像は組み直した部分をハイライトしている)
あとは床材を嵌め込むだけだ。そのはずだった。なぜか隙間ができた。
これに至った原因はおそらく元の設計だ。当時父は木材の寸法から計算して作成したが、木材がしなっていることまで考えていなかったらしい。
そのため木材を嵌め込むことができず、無理に外枠の長さを広げることで解決した。筆者にも朧気ながら当時の記憶がある。
今回はその時の逆だったのだ。床材を短くしたために”木材のしなり”によって生まれた隙間がなくなり、結果として広げた分の長さが余ってしまった。初めに確認をすれば良かったものの、筆者も父も失念していた。
まあ、それを除けば上々の出来映えだろう。十分に安定感もあり、幅もコンクリート部に収めることができた。
数日経っても気になるようであれば隙間を埋めることにしよう。この幅は鋸で切るのは億劫なのでホームセンターで依頼するなり切断用の機材を借りるなりを検討しようか。
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