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【駄文】『白昼夢の青写真』の幸せなエピローグの話

日常

『白昼夢の青写真』を読了してから既に1ヶ月以上経っている。定期的に発売後コラムが出るのでまだ終わった気がしない。まあサントラが出るまで終わらせるつもりもないけれど。

作品に対する表現として適切かは怪しいがめちゃくちゃ面白かった。たまに他の人の感想を読んだりしているが、『考察』する作品というより『解釈』する作品のように思える。(「〇〇が正しい!」とかではなく)

とにかく色々な見方を知れるのも楽しい。(疑問に思っている人もいるっぽいが、シャチは基礎欲求欠乏症を秘匿するために上層で回収、前頭葉はあくまで記憶を元に判断する部位であり「前頭葉の切除≠記憶の損失」である、と個人的には・・・・・解釈している)

今になって「基礎欲求欠乏症」は必要な要素であると理解できる。もしなかったら「他の方法を探せばいいじゃないか」とか言ってそうだし、遊馬が紫外線対策の研究を否定していたのも少し違和感あったし。

で、『物語』とは別の側面で印象に残ってるのがやはりエピローグ。意図されていない部分かもしれないが、ずっとモヤモヤしていた。

時間が経ってやっとフィードバックできた(と思える)。結局のところ自分は彼らの『幸せ』よりも彼らの『物語』を望んでたんだよね。口では「『幸せ』を願ってる」とか言ってる癖して。その解離/歪さを突きつけられた上で飲み込めてなかった。

「エピローグを見ない方が『物語』として綺麗」が逆に突き刺さってる。ダブスタの自覚って苦しい。

「根本的な問題が解決してない」というのもあった。共感してた部分もあるんだけど『円満解決』=『幸せ』とも限らないな、と。それでも『円満解決』を期待したり、それこそが真に『幸せ』なんだと思ってしまう。

「なんか既視感あるな」と思ったら CASE-0 中盤の海斗の思考がまさにこれだったな。世凪は『幸せ』だと言っていたのに。

適当に書き出してみたら幾分かスッキリした。自己満足の駄文すみません。

おわり。

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