唐突に思い出して、帰ってきたヒトラー(吹替版)を観ました。
帰ってきたヒトラー
この作品は2012年に発表した風刺小説を、改変を経て映画化した作品です。
「現代に甦ったヒトラーが、モノマネ芸人としてブレイクしていく」という物語です。
とりあえずとてもおもしろいですので、観ていない方はPrime Videoででも、現在(2021年6月4日)無料で視聴できますのでぜひ。
以下ネタバレ注意です。
国民
現代に甦ったヒトラーは、自分自身が総統であると認識されず、コメディアン(モノマネ芸人)として人々と接していく。
はじめは「ヒトラー」を笑い、楽しむ。しかし次第に言葉を聞き、共感し、受け入れていく。
蘇ったヒトラーが現代に触れて、何を思い、何を求め、何をしていくか。
追体験をしているような臨場感、現実感があります。
現実
映画内のインタビュー、実は「撮影の際に映画である事を伏せて本当に街頭インタビューを行っている」らしく、現実感を、恐怖を感じました。
ドイツ人の心の内は変わっていないと映画の中でも言っていたが、制作陣が切り抜きをしているとは思うが、驚くきます。
政治
ヒトラーは現代はチャンスがあるみたいなことを言ってたと思うが、現在の日本はどうだろう。日本は国民がこの地で血を繋ぐような場所となれているのか?
本質
観終わってレビューで「国民はヒトラーをコメディアンであると笑って、視聴者である私達は、彼にある種の親近感、おじさんじゃんとか感じるが、その本質はインターネットで初めて入力した言葉、『世界征服』に詰まっているという」ということが自分の心に刺さった。
映画の中であっても、本質を気づけなかった自分が残念だ。
結果
『面白い』
(この言葉で良いですかね?)
(しょーもなって思った人はUnlikeボタンを、まぁええわいって思った人はLikeボタンを押してください)
コメント