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ヴァルゴ杯オープンリーグの環境推定~入着ウマのキャラピックと脚質分布データと編制考察~

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ヴァルゴ杯です。今回も統計取っています。Excelに手打ちはしんどいので自動化したいな。決勝対策や今後のマイルレースの対策にどうぞ。

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脚質傾向について

これらは出走しているウマ娘の脚質データです。調査対象はヴァルゴ杯オープンリーグAグループで自分の対戦相手となったウマ娘480頭(1レース当たり6頭×5レース×16エントリー)です。

パーティーのウマ娘の勝率の合計が50%以上のパーティー、未出走のウマ娘がおり且つ勝率30%以上あるウマ娘がいるパーティーを対象に脚質調査を行いました。

ラウンド1追込差し先行逃げ
全体11 (4.6%)75 (31.3%)97 (40.4%)57 (23.8%)240
好成績群4 (7.4%)20 (37.0%)17 (31.5%)13 (24.1%)54 (全体の23%)

 

ラウンド2A追込差し先行逃げ
全体8 (3.3%)79 (32.9%)88 (36.7%)65 (27.1%)240
好成績群3 (2.9%)41 (40.2%)26 (25.5%)32 (31.4%)102 (全体の43%)

 

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好成績のキャラクター

パーティーのウマ娘の勝率の合計が50%以上もしくは勝率33%以上あるウマ娘がいるパーティーを対象に、ウマ娘のピックを調査し、また対象となったウマ娘の中での平均勝率を計算しました。未出走は勝率計算から除外しています。主なウマ娘をリストアップします。

ウマ娘名出走数平均勝率ウマ娘名出走数平均勝率
(逃げ)(45)(25.0%)オグリキャップ531.1%
セイウンスカイ740.4%カレン336.7%
サクラバクシンオー817.6%(差し) (61)(26.4%)
水着マルゼンスキー638.2%ウォッカ2530.2%
サイレンススズカ1115.9%オグリキャップ528.3%
(先行) (43) (25.8%)グラスワンダー1422.9%
エルコンドルパサー1627.0%(追い込み)(7)(16.3%)

基本的に勝率の高いプレイヤーは3頭ともしっかり育成されている場合がほとんどですが、チーム編成によって勝率の偏りがあります。
また、この勝率と出走数はパーティー全体の勝率でフィルタされたものであるということを踏まえて考えていきましょう。

環境についての考察

安定して勝てる逃げ

強いトレーナーにとっては常識の「逃げ馬にはアンスキと地固めだよ」ってお話です。

キャンサー杯にも増してアンスキ発動させた逃げ馬がほぼ勝ち、あとは差しの豪脚ガチャしかないというゲームになりました。アンスキは終盤コーナーに1位で突入すれば確実に最速で発動します。そのため、剛脚などの加速スキル発動位置が安定しないこととそれらを使える脚質につきまとうブロックの危険性から、アンスキの優位性が見て取れるでしょう。実際、逃げウマの編制例は異常に高く、勝利経験のある逃げウマのほとんどがアングリングスキーミングを搭載しています。

となると、完全に1位で終盤突入する必要が有りまして、そのために地固めをできる限り取りたいところです。正確には地固め+(緑を3個/緑2個と集中力)ですね。緑スキルはスピード、スタミナ、パワーの緑スキルはオープンリーグにおいて評価点効率の良いスキルですので取りたいところです。集中力と緑スキル2つの場合はやや発動率が落ちますが、発動した場合は発動していない場合に比べわずかに優位側に傾きます。

ルムマ勢などの強い逃げ馬はほぼ確実に地固めとアンスキは搭載しています。地固めの有無は勝率に大きく響くでしょう。

先行と加速スキル

先行エルは前回のキャンサー杯は終盤入ってから8メートルで終直だったため、アンスキに負けず劣らずでありましたが、今回は終盤コーナーの区間がやや長くなり、エル固有の火力はやや落ちたように思われます。また、マルゼン固有は発動位置が終盤に入る前であり、終盤加速スキルとしては効果が無く、タイキ固有も同様に有効な最終コーナー加速スキルは固有ではとれない様子。

とはいえ、評価点の制限のあるオープンリーグでは、逃げが地固めのために中盤スキルを盛れず、先行にも追いつくチャンスはあります。先行エルの編制例は多くあり、勝率も低くはありませんでした。また、逃げが伸びきらず、他の差しが上手く抜け出せない中、速度スキルで逃げを捉えるケースもなくはないので、グレードで言われているほどは先行は弱くないのかも知れません。

また、固有由来の加速スキルが無い代わりに、アオハル力で加速ガチャができるようになりました。先行マックイーンに採用してみましたが、必ずしも有効発動するとは限らず、最速発動したとしても、評価点の割に弱い印象です。アンスキや剛脚の火力にはどうしても劣ります。正直先行マックイーンやバクシンオーだと中盤スキル次第で終盤突入字までに1位を奪えたりしますし、発動したときの伸びは圧倒的にアンスキが強いので、じゃあもうアンスキのがいいんじゃないでしょうか。先行で勝ちたい方は中盤に強い先行にアンスキ搭載という作戦もあります。

あとは剛脚でどうにかする

地固めアンスキウマなんて作れねえよ。って人はいると思います。その場合は剛脚詰んだ差しが一番お手軽に勝てる可能性があります。正直キャンサーとほぼ一緒です。剛脚を加速区間内のできるだけ早いタイミングで発動させ、且つ前のウマを上手く躱せた差しは十分逃げ馬に届きます。つまり、2段階の運要素が絡むよって話ですが。オグリ、グラス、ウォッカ、皇帝あたりの固有は差しと相性がいいのでそれはおすすめです。末脚とかを取るよりも評価点対効果が大きい終盤速度スキルなので多少差しきり安くなると思います。

編成例

全体勝率ウマ娘1脚質勝率ウマ娘2脚質勝率ウマ娘3脚質勝率
例188.6%サクラバクシンオー34スマートファルコン40ウォッカ14
例290.4%水着マルゼンスキー49ウォッカ22ゴールドシップ20
例385%メジロマックイーン20サクラバクシンオー35グラスワンダー30

編成例としては例1のように逃げ、先行、差しや例2のような逃げ、差し、追込や逃げ、差し、差しのような編制をよく見ました。逃げは蓋というよりはアンスキ狙いの逃げエースで格下を狩る感覚だと思います。同格の逃げとの争いは先頭をとれるかどうかの運要素が出てくる上、他の差し煮刺される危険性もあるので、自分の差しが爆発的に伸びて差しきる可能性を増やすために後ろを厚くする必要があったのですね。

極端な例は差し3枚という編制もありました。また、先行2、差し1もいました。自分は剛脚ガチャの確率を最大にしつつ、相手の剛脚ガチャの成功率が下げることができると思います。

例3は逃げ2枚でトップをとれる可能性を最大化する戦略です。対水着マルゼンスキーや対セイウンスカイとしては効果的で、かつ格下を安定して狩れます。然し、相手の差しがハマった場合なすすべがないです。

デバフについて

デバフ役はほとんど見ません。気にしなくてよいでしょう。デバフを搭載するくらいなら剛脚ガチャ要因を編制しましょう。

まとめ

  1. 基本は逃げか差し。
  2. オープンなら先行も以外と勝てるがキャンサーよりも不利か。
  3. アオハル点火・力は正味微妙。
  4. デバフは空気かも。

といった感じですね。

ヴァルゴ杯最後まで楽しみましょう。

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