私積雲の提案から始まったノベルゲー制作の進捗を紹介していきます。
ネタバレはないので安心してご覧ください。
参加メンバー
企画進行兼イラストレーター。スケジュール管理を新たに担当。イラストの進捗ゼロ。
脚本担当。体験版の原稿を5/7まで挙げている。
プログラム担当。キャラアニメーションに苦心中。
音楽担当。世界観と音楽ジャンルのすり合わせを図る。
聞き専で参加
まえおき
議事録を読んだ限り組み合わせる役割が繋ぎ留める役割になりつつあるから自重しよ。
— 88IO (@88IOBF) June 15, 2020
発起人は僕なので制作にあたって各々に合った環境作りをするべきなんですが、それには各員からの要望が躊躇なく出てくれた方がありがたいので今回のような要望は有ればこれからもお願いしたいところです
モチベ的に繋ぎ止めるのは完全に僕の範囲だと思うので善処します・・・— 積雲(創作) (@sekiun_creation) June 15, 2020
というわけで私積雲がメンバーのモチベ維持のためスケジュール管理と制作進行をやる運びになりました。リーダーシップ取れよって言われたわけですね。
現状の問題点
脚本に関して
世界観
ノベルゲーの制作の場合、普通は原作があって、そこで世界観が確立しているからそこからイラストなり音楽なりが定まってくる。
しかし今回の場合原作であるクイサレの原稿が不完全なままほかの作業と同時並行で進んでいる。
この場合世界観をつかもうとしてもどうしてもイラストや音楽とかの要素と相互依存して定まらないという現象が起こってる。
イラストに関しては脚本の指示をかなり仰いでいるつもりです。イラストが世界観に影響を与えちゃいけないと思うので(脚本第一主義)
ただ事前にキャラクターの性格等も含めた設計に関してすり合わせができていたら楽だったな、と思います。
音楽に関しても同意です。
個人的には体験版の原稿が上がるまでは世界観がつかめないだろうな、という印象。
タイムテーブル
作中内で演出をつけるうえで作中で何月何日なのかが欲しい。
例えば行間に一週間がすぎてる場所とかはそのままだと違和感があるから暗転して一週間後とか入れたほうが自然になる。
仮のやつをつくってはいたんだ。後でズレることもあるから公開してなかったけど上げます。
イラストに関して
キャラの身長設定
イラストに関してだけど、身長差とかの設定をきちんとやるために、一回足まで書いて比較してみてほしい。
意外とズレると思う。現状、ヒロインの顔だけデカくなっちゃったりしてるのでそこらへんを要調整。
了解です。試してみます。
背景画像の制作
僕からの要望なんですけど、背景画像を探すときに、画角を決めてほしいというのがあります。
クイサレ氏からいくつか資料はもらっているのですが、例えばキャラを置くときに、望遠レンズで撮った写真と広角レンズで撮った写真が混ざってると画面構成がおかしくなります。キャラが浮く。
なのでできれば焦点距離35mmから50mmぐらいで撮ったような資料があると助かる。
そもそも背景ってどうやって作るんだ?
基本的には写真をもとにトレースして描くって形になると思います。
一番いいのは資料をネットから拾ってくるよりもレンタルオフィスみたいなのを借りてロケハンすること。
撮った写真に関して著作権が持てるし、キャラクターをどの高さ、どの画角のカメラから写したかがはっきりするので、画面構成がとてもしやすくなる。
脚本の求めるものは何か
イラスト
イラストを描くうえでそもそもどういうテイストのものを求められているのか知りたい。
ということでビジネススクールで習う二軸プロットを書いてみたよ。縦軸が写実⇔コミック風で横軸がシリアス⇔ギャグといった感じ。
既存のラフがどこに位置するのか、求めているのはどこなのかを教えてほしい。
今まで上がったキャラデザ案を整理するとこんな感じ
で、体験版の段階ではここら辺をイメージしてた
でこの領域は話が進むにつれてシリアスのほうに平行移動していく、って感じ。
シリアスとギャグの使い分けは表情差分で対応するとして、絵柄はそこらへんなのね、了解。
音楽
音楽に関してはどういうのを求めてる感じ?音楽のジャンルを上げればロック、フュージョン、ジャズ、クラシック、アコースティック、エレクトロ、カントリーなんかがあるけど選ぶとしたらどれかな。
うーん自分クラシックぐらいしかわからん。ロックやジャズみたいなおしゃれ系でないことは確かで、作中でも音楽の主張が強いわけではないので、なにか作業BGM的なのを求めてます。
とりあえず既存の楽曲を上げて絞り込むのはどう?
これとか
これとか
いい感じですね。この路線で行きましょう。
ロケハンについて
ロケハンがやりたいです。理由はいくつかあって
- 背景写真の素材が撮りたい
- 身長差の表現をするときの画角の調整、カメラ位置の決定がしたい
- キャラクターの配置を考えたい
- 原稿の読み合わせをしつつ、合う音楽を決めたい
などがあります。近所の図書館の貸し会議室やパソコン室を予約してやってみたいのですが、どうでしょうか。
いいと思います。
日時
とりあえず6/27の定例会議で最終打ち合わせをして6/28にロケハンという形をとります。予備日は6/27です。施設の予約取れ次第報告します。
持っていくもの
カメラ(X-Pro3,PentaxSV,OM-1、積雲)
三脚(積雲)
メジャー(積雲、距離を測る用)
分度器(積雲)
キャラクターの顔のお面(積雲)
iPadとApple Pencil、じゅうd(積雲、キャラ配置の調整のため)
スマホ(各自持参。音楽を流す用と原稿を読む用)
パソコン(88IO、ゲームエンジンやgithubの説明のため)
場所
近所の図書館の貸しスペース。会議室とパソコン室をそれぞれ午前午後で借りる予定。
やること
- 背景資料の撮影
- キャラクターの身長差の確認
- キャラクター配置の調整
ゲームエンジン、Githubの使い方説明。
原稿の読み合わせ、音楽のマッチング
各メンバーのやるべきことの整理
こちら側としては、仕様が固まるのを待つよりも、積雲やクイサレの要求をなるべく早く聞いて、できるかどうか応答するほうがやりやすい。従ってスケジュールとノルマに関しても、事前に作業を振ってもらって、管理されたほうが好ましい。
積雲
- キャラクターデザイン
- ロケハン
- 立ち絵制作
- 表情差分制作
- 背景制作
クイサレ
- 体験版範囲の原稿仕上げ
- 作品の参考に取材
88IO
- スクリプト埋め込み
- 脚色
- UI
- アニメーション
Roku
- 音楽の選定
- カット等の編集
体験版の公開時期に関して
スケジュールを鑑みるに体験版の6/27リリースは難しそう。スクリプトの埋め込みが間に合わないし、グラフィックもそろってないし、音楽もまだ選定段階。
というわけでロケハンの2週後の7/11に設定しました。リリースからの一週間で修正を重ねる形で7/18に体験版範囲に関してキリをつけましょう。
スケジュール
こんな感じになりました。
まとめ
いつもに増して有意義な会議ができてよかったです。あとリーダシップって大変ですね。
第一回
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