Manjaro Linux 21.1.2 PahvoのAwesome Editionに標準インストールされているアプリケーションランチャー『Rofi』。あいまい検索によるファイルやアプリの絞り込みが出来る便利ツールだ。
これの背景色が前回の更新からおかしくなった。このままでは選択していない項目の背景色が白っぽい色になって視認性が低い。依然は透過している部分だった。
Rofiの設定は~.config/rofi/config.rasi
にあるので、これを編集する。グローバル設定の* { ... }
の部分に着目し、normal-background
とalternate-normal-background
の設定を追加する。
* { // ... normal-background: transparent; alternate-normal-background: transparent; // ... transparent: rgba(0,0,0,0); }
上ではtransparent
という名前で透過色を定義して利用している。当然、normal-background: rgba(0,0,0,0);
のように設定しても問題ない。
normal-background
は奇数項目、alternate-normal-background
は偶数項目の背景色を設定するので、各行で色の異なる視認性の高いテーブルも作成できる。
Rofiのアップデートで上記の設定項目を明記する必要が出たことで問題の原因だと推測する。自分の環境ではこれで解決した。
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