今朝ツイッターを弄ってたらなんとOK Goがトレンド入りしてました。個人的に2014年ぐらいからずっとハマってるバンドです。
そういえば好きなバンド紹介、他のメンバーがやってた割に自分はまだ書いてなかったのでこの機に書いてみようと思います。
OK Go
だれ?:アメリカ初のインディーロックバンド。1999年結成。「オーケーゴー」と読む。個人的に「オケゴ」と略している。バンド名の由来は美術の先生の掛け声からだとか。Perfumeともコラボしたことがある。
有名曲:『I Won’t Let You Down』『Here It Goes Again』『The One Moment』
すごいところ:とんでもないMVなのにそれを実写で一発撮りしてるところ。CGは一切使ってない。
MVにとんでもなくこだわる
これに関しては個別にMVを紹介して説明した方が早いと思うのでおすすめの3曲を紹介します。
The One Moment
このMVはたった4秒のアクションをスーパースローモーションカメラで撮影してゆっくり再生し、4分のMVにしたものです。
えっ!4秒!?
水風船は飛ぶは絵の具は散るわセットは爆発するわの濃い撮影をたった4秒の一発撮りで撮ったってこと?
しかももろもろのタイミングがちゃんとドラムとかと同期してるのヤバすぎる。調整技術どうなってるの?
もちろんCGは一切使用していません。本当に謎技術です。
Upside Down & Inside Out
このMVは飛行機によって生み出された無重力状態で撮影されたものです。宇宙飛行士の訓練で使われるやつですね。
む、無重力!?
しかも飛行機内にいろいろまき散らしてるんですけど!?怒られないのかな?
OK Goらしい遊び心に溢れたMVです。
詳細はこちら。
もちろんCGは一切使用していません。どうなってるの本当に。
Obsession
巨大なバックスクリーンを持ってきたMVなのかな、と思ったら後ろにあるのはプリンターでした。
もう一度言います。プリンターです。プリンターから出で来る紙が一つの画素みたいな感じですかね。発想がイカれてるな!
もちろん印刷には時間がかかるのでストップモーションが多用されます。がプリンターということを生かした演出が多くてただただ驚かされます。
プリンター一台一台の同期や印刷の指定を含めてただただ手間がかかりそう。OK Go以外のバンドだったら思いついた時点で消えてる案ですね。
時間の経過とともに地面にたまっていく紙の量も必見です。これらの紙はちゃんと再生紙として再利用されるようなのでご心配なく(?)
もちろんCGは一切使用していません。いやもうCGでもこれ再現しようと思わんわ!
他の曲にもユニークなMVがあります。音楽だけでなく視覚も楽しませてくれるOK Go、すごい。
コロナに苦しむ人々に歌う
いま、彼らの本拠地であるロサンゼルスはコロナウイルスの感染拡大によるロックダウンという苦境を迎えています。ロスだけでなく世界中の人々に向けて団結のメッセージを発した歌がこの『All Together Now』です。
ボーカルのダミアン氏も家族とともに感染し、回復した経験を持ちます。その経験を活かし、ロックダウン下でも働かなければならないエッセンシャルワーカー(社会の維持に不可欠な職:インフラ業や医療関係者)に向けての感謝を込めて歌っています。
なにやらZoomを模した画面分割のPVかと思いきや、やっぱりOK Goらしい演出がどんどん出てきます。ぜひご覧ください。
まとめ
とにかくMVが凄いです。もうMVのために新曲待ってるとも言えます。相当ありえないアイデアを時間と物量をかけて根気よく実現まで持っていけるのはOK Goの魅力です。
でも今のような苦境の時に、身近にできることだけでアッと唸らせるMVを作ることができ、世界を勇気づけられるのも、OK Goの魅力です。皆さんもMVからOK Go沼に入ってみてはいかがでしょうか。
他のメンバーの好きなバンドはこちら
コメント