積雲が映像制作したMV『RANGEFINDER』公開中
ビジュアルノベル制作積雲

ノベルゲー製作、やめました。

ビジュアルノベル制作
積雲
積雲

私積雲が始めたブログメンバー内でのビジュアルノベル製作ですが、この度開発を中止する運びとなりました。
中止日は10月17日。10月頭に企画の制作進行を行っていた私積雲から脚本担当のクイサレに中止を持ち掛け、2週間の猶予を経たうえで、全メンバー出席の会議の中で私積雲が中止を宣言する運びとなりました。

積雲
積雲

ノベルゲーに関する過去の記事はこちらです。

ビジュアルノベル制作

クイックサレンダーと積雲と88IOの3人がお送りするブログ独占コンテンツ!

積雲
積雲

今回は、中止から一か月が経った今、なぜ企画を中止せざるを得ない状況になったのか、次はどうすればよいのかを私積雲とクイサレと88IOで実際に会って話し合ったのでその内容を記事にまとめたいと思います。

 

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参加メンバー

積雲
積雲

企画進行兼イラストレーター。

クイサレ
クイサレ

シナリオライター。

88IO
88IO

プログラマー。

Roku
Roku

音楽担当。今回はオブザーバー参加。

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CASE:01 クイサレと積雲の場合

クイサレ
クイサレ

まずですね、企画持ち込みしたのは僕でして、そちらに任せた制作進行のノルマもこなしていたわけですよ。

それなのに積雲はなぜ
1.ノルマにかかわらず原画が描けなかったのか
2.なぜ企画を中止にしてしまったのか

これをお聞きしたい。

積雲
積雲

企画持ち込みに応じてメンバーの紹介をしてこのブログに誘ったのは僕なんだけど、ここで問題になるのは、だれがこの企画の指揮権を持っているか、ということ。言い換えれば誰がこの企画を終わらせる権限があるか、っていう話。
ここで自分の役割分担を見直すと、自分は企画進行兼イラストレーターという立場をとってた。

1.の理由について説明すると、この二つの仕事が自分の中で両立できなくなってきた、ということ。企画振興としてメンバーに厳しいノルマを課して慎重を管理しないといけないという立場と、イラストレーターとして自らが課したノルマを守らなければならないという重圧によって、モチベが低下し、イラストが描けなくなってしまった。
そしてイラストレーターとしての進捗が滞ると、他のメンバーにも大きな声で進捗を出せと言いづらくなる。そうなると企画進行としてもうまく自分が機能していないなあと思うようになり、実際にそのあと機能不全に陥ってしまったので遂に企画を終わらせることにしたわけです。これが2.の理由かな。

あと感想として企画者として建てた10月以降のノルマは失敗だったと感じている。

クイサレ
クイサレ

まあその両者のせめぎあいの中に居たってのは理解した。でも企画進行としての積雲は自分の進捗は厭わずにメンバーに仕事しろと言ってほしかった。まあ言い返しはするけどね。

積雲
積雲

原画が描けなくなった理由はもうちょっとあって、一つ目はプロットの情報だけではキャラクターをつかみきれなかったということ。やはり原作をきっちりと確立したうえで持ってきてもらえたら描きやすかったのかなあと。

二つ目は、イラストレーターとしてどこまでの裁量を認められているかはっきりしていなかったこと。例えばキャラクターデザインでどこまでは自分がアレンジしてよくて、どこまで脚本のリテイクを呑むべきか、などが不明瞭だった。そのせいでどこまで作業すれば終わりといえるのか不透明になってしまって、モチベ低下の原因になっていたと思う。

クイサレ
クイサレ

書き手としてはキャラクターは文章さえあれば勝手に動くっていうイメージだったから、キャラクターの具体的な容姿とかを考えたことはなかった。だからそこを読者の想像力で補ってもらって、それをイラストレーターに具現化してもらうことを期待したけど、うまくいかなかったのでこれは反省点かな。

 

積雲
積雲

あとシナリオライターとしてのクイサレには一本は必ずADVをプレイして欲しかった。ノベルゲーが作りたいのそもそもやったことがないのはまずい。そっちが書き慣れた小説とは違ったいろいろな作法があるから、それを最低限つかんで欲しかったかな。

自分の反省点を挙げておくと、夏休みに話し合いをたくさん重ねてプロットを洗練していこうといった割には話し合いを全然しないまま放置してしまった点は反省してます。自分に議論する元気がないのに議論しようとしてしまった

CASE:02 88IOと積雲の場合

積雲
積雲

スクリプタとしては特に文句ないです。
まあ一言でいうと企画進行に関する88IOのアドバイスが正論過ぎてそれを直そうと思ってタスク過多になってた節がある。ロジハラってやつ?多少はイエスマンになって欲しかった。

88IO
88IO

まず段階としてまず積雲にクイサレとの議論のポジを譲ったことがあったんだけど、そこで積雲とクイサレの話し合いが全然進まなくなったと。制作進行が進まないと作業の中でも最後になるスクリプターとしての自分の作業量は増えると予想されたから、そうならないようにアドバイスをしたつもりだった。

積雲
積雲

アドバイスの中でも9月末のノルマ設定の件はとてもありがたかった。9月初頭ぐらいの体制をなるべく早く構築すべきだったかなという感想。自分の準備不足ですね。

88IO
88IO

あと思うのが、何かしらの主張をする際に引用が目立つこと。引用する分には構わないんだけど、引用して試しては捨て、試しては捨てを繰り返しすぎて、振り回されてる感があった。

88IO
88IO

あとは企画進行としてのアンバランスさも原因の一つかな。ノルマ設定にしてもクイサレ君の意見を聞かずに押し付けたりしてるから、そうすると逆にそれだけの責任を負わないといけなくなる。多少は話し合いを便宜上でも取り入れて、自分の背負うものを少なくすればいいのに、とも思う。

88IO
88IO

あとこの企画を辞める際にもクイサレ君から裏で説得して根回ししてやったりしてるから、みんな積雲の決定に関してどうこう言えない立場になってしまってる。結論ありきで物事を進めてくのって、ある意味日本人的だけど、話し合いをもつべきというところの責任をうまく回避してるように見えちゃう

88IO
88IO

言い過ぎたので、今の全部ロジハラってことで

CASE:03 88IOとクイサレの場合

88IO
88IO

さっきも言った通りで、積雲とクイサレの調整役を買って出ておきながら、積雲との中立を破ってしまったのは反省点。あとクイサレに言いたいのはやっぱり積雲も言ってたけど、なにかしらADVをプレイしてギャルゲー観の確立をして欲しかったってところかな。

クイサレ
クイサレ

スクリプターとしての88IOに特に不満はない。指摘に関しても、自分はギャルゲの仕様理解がなかったのは反省点としてある。

88IO
88IO

評価できる点としては週でのアップを狙っていたところ。単純に宣伝効果もあるし、定期的に上げることでファンの獲得も狙えたと思う。ちなみにいまイラストレーターを他で募って再開したいとのことだけど、例の件で垢消えているから少し支援しがたい。あのツイッターアカウントがある意味広告塔として機能してたから、「クイサレ」のネームバリューをそこで生かせないとなるとある意味土台が消失しているようなものなんだよね。

 

88IO
88IO

例の件でブログのほうも謹慎中だけど、「ブログに迷惑かかるから」という理由で謹慎を続けてほしくはない。多分書く側と見る側には認識のズレがあると思う。謹慎を続けるにしても、「すこし心の傷を癒したいので」など自己都合によるものにしてほしい。復帰は正直クイサレの気持ち次第でいいと思う。僕らに迷惑がかかるとか、責任を感じたりする必要は全然ない

積雲
積雲

色々伸びてる記事もたくさん書いてるし、もう100記事目だし、いつでも戻ってきてほしいよ。

クイサレ
クイサレ

とりあえず謹慎の理由に関しては自己都合ってことしとくわ。

話し合いを終えて

 

積雲
積雲

色々思ったけど、初めて共同作業をするような集団には高度な組織論は全く当てはまらないってことなんだよね。

体育会系って、ある意味では初めての人同士で組織を組んでもうまくいくからすごいシステムだと思う。

88IO
88IO

上の人が一方的に下の人に仕事を押し付けて、文句が出たら情で縛るっていうのが体育会系の仕組みだけど、ある意味情で縛るところにコストが割かれてるから許される面がある。でも何か組織立って行動するうえではかなりマシなシステムなんだよね。一定のメンタルと体力があれば無条件に参加して貢献できるという点で。

ある程度構成員の立場が平等で、相互に話し合いをするシステムだと、共同作業をする必然性が生まれないから、共同作業もそれに不可欠な話し合いも必然的に各々のコストの出し合いになる。この場合は最初から報酬が設定されていないと参加するインセンティブがわかないというのがあると思う。

88IO
88IO

あ、今回の内容まとめるまでが企画進行の役割ってことでちゃんと記事書いてね。

積雲
積雲

みなさんが今読んだこれがまさにそれです。

積雲
積雲

改めて、本企画に期待してくださった皆様、開発中止という結果になってしまい、大変申し訳ございませんでした。これからも一応理系男子をよろしくお願いいたします。

~fin~

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